中古トラック買いたい

　エンジンの回転を滑らかに安定させるフライホイール。

　このフライホイールは、運転時にどのような効果をもたらすのだろうか？

　また、もしもフライホイールを交換する場合は、いつ頃になるのかも気になるところだ。

　そこで今回は、フライホイールの概要や交換などについてまとめたので、参考にして欲しい。

エンジンの回転を安定させる

　フライホイールとはエンジンパーツの一種で、クランクシャフトに取り付けられている。

　このフライホイールは、惰性によってエンジンの回転を安定させることができるので、弾み車や勢車とも呼ばれる。


　また、スターターモーターに繋がっているため、フライホイールが回転することによってエンジンは始動する。

　ちなみに、通常のものよりも軽量化されたフライホイールが販売されており、あえてこちらに装着し直している人もいる。

メリットとデメリット

　では、軽量化されたフライホイールとは、取り付けることによってどんな効果があるのだろうか？

【メリット】


　メリットとしては、アクセルのレスポンスが良くなることや、エンジンの回転落ちが早くなることが挙げられる。

【デメリット】

　また、デメリットとしてはトルクが弱くなることであり、アイドリングが不安定になったり、エンストしやすくなる。

　このようなメリットとデメリットが存在するため、もしも軽量フライホイールを導入する際は、1、2kgぐらいまで軽量化された物を選んだほうが良い。

クラッチ交換時などに

　さて、フライホイールを交換する際の目安は、何があるのだろうか？

　この交換の目安は、10年10万キロ以上の走行と言われるが、この目安以上に動作することも多くなっている。

　また、合わせてクラッチの切れが悪くなりだしたら、交換と考えて良いだろう。


　また、交換を行う際はクラッチの交換と同時に行う事が多く、ディーラーや整備工場に作業を依頼できる。

　この際はフライホイールの交換用に2万円から5万円、工費に5万円から6万円かかるため、合計10万円以上かかることも多くなっている。