中古トラック買いたい

　車やトラックの動きを制御する電子制御ブレーキシステム。

　このシステムは、一体どのような仕組みで構成されているのだろうか？

　また、この電子制御ブレーキシステムの中でも、EBSやECBは何が違うのか気になるところだ。

そこで今回は、電子制御ブレーキシステムの名称や仕組みについてまとめたので、参考にして欲しい。

名称の違いは

　電子制御ブレーキの中でもEBSとは、主に大型トラックに搭載される電子制御ブレーキシステムのことを指し、ABSに付加している。

　このEBSは、ブレーキバルブにセンサーを内蔵して、電子制御を行える。


　また、ECBとはトヨタの電子制御ブレーキの名称であり、各輪のブレーキを独立して最適制御することができる。


　さらに、他の自動車にはEBDという電子制御ブレーキシステムが搭載され、これはブレーキアシストシステムと併用されている。

制動距離を短縮可能

　電子制御ブレーキの仕組みは、ペダルのストローク量を演算して減速制御が可能になるシステムだ。

　このため、ブレーキエア圧を制御することができる。


　また、電子制御システム搭載のメリットは、制動距離を短縮できること、自己診断が可能なこと、ブレーキアシストが提供できることなどである。

常に同じ感覚に

　では、トラックが電子制御ブレーキシステムを搭載している場合は、どうなるのだろうか？


　この際は、安定した車両姿勢を保てることや、発進や加速時の空転を抑制し、姿勢の安定化が可能になる。

　さらに、荷台の積載量に関係なく、同じ感覚のブレーキを体感することも出来る。