【部品や不正】トラックの改造とは?

高速道路を走るトラックから、ズドドドという大きな音がする。
このトラックは、マフラーを不正改造していることが考えられる。
では、この不正改造が見つかった場合は、どんな処分が行われるのだろうか?
そこで今回は、トラックの改造や不正などについてまとめたので、参考にして欲しい。
このトラックは、マフラーを不正改造していることが考えられる。
では、この不正改造が見つかった場合は、どんな処分が行われるのだろうか?
そこで今回は、トラックの改造や不正などについてまとめたので、参考にして欲しい。
トラックの改造音

大きな音が聞こえる
大型トラックからズドドドやヒュロロロなどの大きな音が聞こえた場合は、マフラーを改造・交換している事が考えられる。
この改造はマニ割りと呼ばれ、エンジンの排気をまとめる排気マニホールドを分解することにより、大きな音が発生する。
- ズドドドやヒュロロロなどの音
- 排気マニホールドを分解している
このマニ割りについては、以下の記事に詳しくまとめられている。
【マニ割りに関する記事】
このマニ割り以外にも、パーツショプで販売されている別売りマフラーを購入し、交換した場合にも音の変化が見られる。
しかし、これらの改造は消音器の不正改造となり、見つかると不正改造や消音器不備などとして、反則金や行政処分の対象となってしまう。
- 消音器の不正改造
- 反則金や行政処分の対象
トラックの改造部品

不正改造になる部品
では、トラックの改造部品とはどんなものがあるのだろうか?
以下の部品類は、どれも不正改造にあたる可能性があるので購入時は注意が必要だ。
不正改造となる部品
- ブルーやグリーンの灯火類
- 見た目を派手にする
- ガラス用装飾版やフィルム
- 見た目を派手にする
- 荷台のさし枠
- 積載量を多くする
- ホイールマーカー
- ホイールを装飾する
この中でもさし枠を取り付けた場合は、制動距離が伸びてカーブが曲がり切れなくなる可能性がある。
また、ホイールマーカーは走行時に点灯することが禁止されている。
このため、部品購入前に車検合格品であるか確認するか、不正改造にならないかどうかも問い合わせておけば、対策となるだろう。
トラックの不正改造

厳しく取り締まられる
トラックの不正改造は、毎年6月が不正改造車排除強化月間として、強く取り締まりが行われている。
この取り締まりは、交通事故や大気汚染、騒音などの原因となる不正改造を防ぐことが目的である。
- 毎年6月が不正改造車排除強化月間
- 交通事故や大気汚染、騒音などを防ぐ
ちなみに、不正改造の定義については以下の記事に詳しくまとめられている。
【不正改造に関する記事】
また、不正改造が見つかった場合は、初回で20日×違反車両数、再違反で40日×違反車両数、累違反で80日×違反車両数の行政処分にあたる。
- 初回違反 20日×違反車両数
- 再違反 40日×違反車両数
- 累違反 80日×違反車両数
さらに道交法や道路運送車両法などの違反にも問われることになるので、くれぐれも気をつけてほしい。
おわりに
いかがだっただろうか。
トラックの不正改造は、見つかると厳しく処分されることが分かった。
このため、改造部品を購入する際は、保安基準に達しているか確かめたほうが良いだろう。
この記事が、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。
トラックの不正改造は、見つかると厳しく処分されることが分かった。
このため、改造部品を購入する際は、保安基準に達しているか確かめたほうが良いだろう。
この記事が、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。
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