【メリットやデメリット】圧縮空気車の構造とは?

【メリットやデメリット】圧縮空気車の構造とは?

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AIRPODS
 タンクに貯蔵した空気を動力とする、圧縮空気車。

 実は海外では、この圧縮空気車が製品化されているのをご存じだろうか?

 また、この圧縮空気車の構造が気になる方も多いのではないだろうか?

 そこで今回は、圧縮空気車の構造やメリット・デメリットをまとめてみたので、参考にして欲しい。

              
                                                           

圧縮空気車とは

ハイブリッドコンセプトカー

空気で動く車


 圧縮空気車とは、タンクに貯蔵した圧縮空気を動力とし、空気エンジンを使用する車である。

 圧縮空気車 (compressed air car) は、圧縮空気を空気エンジンの動力とする圧縮空気推進の自動車である。単に空気自動車 (air car) とも。走行中に空気以外の排気ガスを出さない。

圧縮空気車


 この圧縮空気車は、フランスのMDI社がハイブリッドコンセプトカーを開発したり、インドのタタ社がAIRPODSという車両を製品化している。

 2016年現在、この2社が中心となって共同開発が進められている段階だ。

  • 圧縮空気を動力
  • 空気エンジンを使用
  • 製品化された車両も

 また、フランスのシトロエン社も今後市販車を発売予定であり、国内ではトヨタやホンダが空気エンジンの研究を進めている。

  • シトロエン 市販車販売予定
  • トヨタやホンダ 空気エンジンの研究

圧縮空気車の構造や仕組み

空気の充てん

充電して空気を充てん


 圧縮空気車の空気エンジンは、空気を膨張させてピストンを行ない、動力を発生させる。

 また、圧縮空気を貯蔵するタンクは、コンセントで充電を行ない圧縮空気を充てんでき、1時間半から4時間半でフル充てんが可能だ。

 さらに専用ステーションでは2分でフル充てんが出来たり、減速時にブースターを使って少しずつ充てんする方法もある。

  • 空気を膨張させてピストン
  • 充電で圧縮空気を充てん
  • ブースターでも充てん可能

 また、車体の素材はポリエステル樹脂やガラス繊維を組み合わせたものであり、通常の車に比べ遥かに軽量である。

 しかし2016年現在、国内では圧縮空気が10気圧以上の高圧ガスとなるため、利用が難しくなっている。

  • 通常の車に比べ遥かに軽量
  • 高圧ガスのため利用難しい

メリットやデメリットは

空気車フーディー

利点や欠点


 では、圧縮空気車の持つメリットやデメリットは、何が挙げられるのだろうか。

【メリット】

  • 販売価格が低価格
  • 維持費が安い
  • 二酸化炭素の排出がほとんどない

 圧縮空気車は車体などの部品が安く、販売価格が低価格になる。

 この例としては、タタのAIRPODは80万円程度で販売されたことがある。

 また、ハイブリッドモデルでもガソリンを余り使わないので、維持費が安く、二酸化炭素の排出がほとんどない。

【デメリット】

  • 航続距離は200㎞ほど
  • 車体やタンクの強度に不安
  • 専用のメンテナンス必要

 現在開発されている圧縮空気車の多くは、航続距離が200㎞ほどであり、長距離の運転は難しい。

 また、車体やタンクの強度に不安が残り、事故が起きた際はタンクが爆発する恐れもある。

 さらに、国内では高圧ガス扱いになるため、整備技術者による専用のメンテナンスが必要になる。

おわりに

 いかがだっただろうか。

 圧縮空気車は経済的で、ガソリンの代替候補であることがわかった。

 このため、今後開発が進めば、量産化される可能性もあるだろう。

 この記事が、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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