【技術や問題点】ITSシステムとは

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ITSシステムとの連動
 自動車の安全運転支援や自動運転などが身近になりつつある今日。

 これらのシステムは、ITSシステム(高度道路交通システム)という総称がある。

 では、このITSシステムは他にどんな機能があるのだろうか。

 今回はこのITSシステムの概要や問題点をまとめてみたので、参考にして欲しい。


ITSシステムとは

ITSのゲート

高度道路交通システムの略語


 ITSシステムは高度道路交通システムの略語であり、正式名称はIntelligent Transport Systemsで、これを略すとITSになる。

 では、このITSシステムとはどういったものだろうか。

高度道路交通システム(こうどどうろこうつうシステム、Intelligent Transport Systems、ITS)は、IT(Information Technology)を利用して交通の輸送効率や快適性の向上に寄与する一連のシステム群を指す総称名である。

高度交通システム(こうどどうろこうつうシステム)とも。

道路交通、鉄道、海運、航空などの交通が対象となる。

高度道路交通システム-Wikipedia



 このようにITSシステムは、道路交通以外にも採用されている。


 このITSシステムは主に人や道路、自動車間の情報受送信などにより機能が活かされている。

ITSシステムの技術

車間距離の制御

身近なシステム例


 では、実際に身近なところで活用されているITSシステムとは、何があるのだろうか?

 次のような例が挙げられる。

  • ナビゲーションシステム
  • ETC
  • 先進安全自動車
  • 交通支援


 ナビゲーションシステムでは、渋滞情報や所要時間などがカーナビに映しださせるVICS(ヴィックス)が活用されている。

 また、高速道路の料金所を停車せずに通過できる、ノンストップ自動料金収受システムであるETCも多くの車で使用されている。

 さらに、先進安全自動車では車の速度や車間距離を制御するACC(Adaptive Cruise Control)や車線逸脱防止支援システムなどがポピュラーだ。

 これらに加えて、交通支援ではPTPS(Public Transportation Priority System)と呼ばれる、バスなどの定時運行を確保させた上で、道路の利用効率を向上させるシステムが取り入れられている。


ITSシステムの問題点や課題

自動運転の模様

解決が必要な問題など


 では、今後ITSシステムが解決すべき問題点や課題は、何が挙げられるのだろうか。

 問題点では以下が挙げられる。

  • 自動運転に対する法整備
  • 通信の共用システム導入
  • セキュリティの強化


 2016年現在、自動車に導入が進められている自動運転システムだが、悪天候時の運転や、事故が起きた際の責任問題など、法整備が追いついていない。

 また、異なる会社の自動車同士で通信が可能になる通信共用システムを、自動車会社間で作り上げる課題もあがっている。

 さらに、車両情報に不正にアクセスし、情報を悪用する可能性も考えられるので、セキュリティの強化も求められている。

 また、以下のような課題も解決しないといけない。

  • 渋滞解消
  • 交通事故
  • 大気汚染


 国内の交通渋滞における時間の損失は、1人あたり年間42時間と言われ、金額にすると年間12兆円の損失になっている。

 また、今後の高齢化社会化が進むにつれ、交通事故による死傷者が増えることも考えられる。

 さらに、乗用車が排出するガスを減らし、地球温暖化や喘息、肺がんの原因を減らしていく必要もある。


おわりに

 いかがだっただろうか。

 ITSシステムは、身近なところで利用されているのが分かる。

 今後は上記の問題点や課題を解消できるシステムの開発が求められている。

 これらのシステムにより、我々の運転環境もさらに変化することも考えられる。

 少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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