【償却資産】中古トラックや車の耐用年数は何年?

【償却資産】中古トラックや車の耐用年数は何年?

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【償却資産】中古トラックや車の耐用年数は何年?
 中古トラックや中古車を購入したけれど、耐用年数はどういたらいいのか?

 新車の普通乗用車だと、6年と決められているが、トラックの場合はわからないという方も多いのではないだろうか。

 そこで今回は、中古トラックなどの耐用年数は何年なのかについてまとめたいと思う。


トラックの耐用年数

トラックの耐用年数

用途や大きさによって変わる


 先ほどの書いたように、普通乗用車の場合、耐用年数は6年と定められているが、トラックの場合は車両の大きさや用途によって耐用年数が変わってくる。

 詳しくは、下の表を参考にして欲しい。

一般用のもの


自動車(2輪・3輪を除く)
4年
小型自動車
4年
貨物自動車(ダンプ)
4年
貨物自動車(その他)
5年
報道通信用
5年
その他のもの
6年
2輪・3輪自動車
3年
自転車
2年
リヤカー
4年

運送事業用・貸自動車業用・教習所用


小型自動車(貨物自動車:積載量2t以下)
3年
小型自動車(その他用途:排気量3L以上)
3年
大型乗用車(排気量3L以上)
5年
その他のもの
4年
乗合自動車
5年
自転車
2年
リヤカー
2年
被けん引車その他のもの
4年

 このように、トラックの用途や大きさによって耐用年数が決められている。

 新車で購入した場合には、この耐用年数を元に、定率法や定額法で減価償却を行う。



中古トラックの場合

中古トラックの場合

簡便法


 中古資産の耐用年数は、原則として、その後の使用可能な期間として見積られるものとなる。

 つまり、中古トラックの場合は、そのトラックの状況を勘案して、あとどれくらいの期間、使用することができるかを、決める必要がある。

 しかし実際には、中古トラックをあとどのくらい使用出来るか計算で求める、というのは、非常に難しい。

 このため、中古トラックを取得した場合には、特殊な計算式で求めた耐用年数を用いて、減価償却の計算を行うことが認められている。

 これを「簡便法」といい、自動車や不動産などでもこの方法が使われている。

耐用年数をすでに過ぎている


 購入した中古トラックが、すでに耐用年数を過ぎている場合には、次の式に当てはめて求める。

【耐用年数】
法定耐用年数×20%=耐用年数

 例えば、トラックの場合、5年が耐用年数になるが、もし購入した車両が8年だったとする。

 すると、耐用年数を超えているため、次の式となる。

5年×20%=1年

 ただ、算出された耐用年数が2年に満たない場合は2年とされ、2年以上の場合の1年未満の端数は切り捨てとなるため注意が必要だ。

 そのため、この車両の耐用年数は2年となる。

法定耐用年数の一部を消化している


 購入した中古トラックが、まだ耐用年数を過ぎていないという場合には、次の式に当てはめて求める。

【耐用年数】
定耐用年数-経過年数+経過年数×20%

 例えば、トラックの場合、5年が耐用年数になるが、もし購入した車両が3年だったとする。

 すると、耐用年数を超えているため、次の式となる。

(5年-3年)+3年×20%=2.6年

 小数点以下は切り捨てなので、2年で減価償却していくことになる。

 また、購入した車両が3年2ヶ月のように半端な場合は、一度月数で計算し、年に換算すると計算しやすい。

(60ヶ月-38ヶ月)+38ヶ月×20%=29.6ヶ月

 すると、2.46年となる。小数点以下は切り捨てとなるので、2年となる。

 また、この場合も同様に、算出した年数が2年に満たない場合は、2年が耐用年数となる。




中小企業者には例外も

中小企業者には例外も

少額減価償却資産の即時償却


 税務上は、原則として資産の取得価格が10万円を超えると減価償却の手続きにより費用(減価償却費)を計上することになる。

 ところが中小企業者の場合には、取得価額が30万円未満である減価償却資産を平成15年4月1日から平成26年3月31日までの間に購入して事業に使用した場合には、取得価額10万円以上30万円未満の減価償却資産の合計価額が300万円未満迄は、その取得価額全額を費用として計上することが認められている。

 トラックの場合は、それほど安い買い物はないが、軽トラックだと物によっては30万円以下でも売られている。

 もし、この条件にあてはまる場合には、この即時償却を利用してみてはいかがだろうか。



おわりに

 いかがだっただろうか。

 トラックドライバーの方は、あまり知らなくてもいい知識ではあるが、個人事業主として運送業を営んでいる方も多いと思う。

 そんなときには、この方法で耐用年数を計算してみてはいかがだろうか。

 中古資産を購入することで、耐用年数が短く設定できる。

 つまり、経費を早めにすることが出来、新品の資産に比べ、節税効果を早く受けることも…。

 このように、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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