【雪が原因?】北海道の信号機が縦に設置されている理由

【雪が原因?】北海道の信号機が縦に設置されている理由

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【雪が原因?】北海道の信号機が縦に設置されている理由
 トラックの長距離運転手をしている方なら、北海道に行く機会が多いと思うが、ふと信号機を見た時に縦に並んでいるものを見たことはないだろうか。
 東京や大阪などでは、「青・黄・赤」と横に並んでいると思うが、実は、北海道では縦になれんでいるものが多い。
 では、なぜ、信号が縦についているのだろう?
 そこで今回は、「北海道の信号機が縦に設置されている理由」をまとめたいと思う。



              
                                                           

縦に設置されている理由

透明トラックとはなにか

雪による影響を少なく


 まず、信号が縦に付いている大きな理由は、積雪が挙げられる。

【縦に設置するメリット】
  • 積雪による傾きを防止
  • 信号灯の視認率を高める

 というのも、北海道に限らず、青森や新潟など、積雪が多い地域では、雪が信号機の上に積もってしまい、信号が傾いてしまうことがあるようだ。

 そのため、積雪で傾くことを防止するために縦に設置している。

北海道の信号機の画像1   北海道の信号機の画像2


 また、この画像を見て分かるように、信号の順番は上から「赤・黄・青」となっており、赤のつばだけ長めになっていて、下2つの積載量が減るように工夫されている。


最近ではLEDの信号機も設置

LEDの信号機も設置

雪国ではLEDの信号機は使えない?


 都心部では増えてきたLEDの信号機。

 電離消費量が削減でき、寿命も長いなどの理由から徐々に設置台数が増えているようだが、北海道などの雪国ではあまり設置されていないという。

 平成17年度末時点での統計によると車両用灯器のLED化率はわずか2.0%で全国最下位となっている。

 同様に、7年後の平成24年度末時点でのLED化率を見てみても13.0%と増えてはいるが全国最下位のままである。

 また、46位の広島と比較しても、10%ほど開きがある。

【北海道のLED化率】
平成17年度末
2.0%
平成24年度末
13.0%


なぜ、LED信号機が増えないのか


 では、なぜ北海道のLED信号機が増えないのだろうか。

 その理由は簡単で、着雪によって信号灯が見えなくなる恐れがあるという点である。

LED信号機の画像1

 LEDの信号灯は、従来の信号機と違い、熱を発しないため、信号灯に付いた雪が溶けるということがなく、そのまま着雪によって信号灯が見えなくなってしまう。

 そのため、従来の信号機が使われることが多いようだ。

 また、北海道の信号機は、京三製作所や小糸工業などが製作したものが多く設置されていて、一般的な信号機と比較して、薄く作られている。

 さらに、少し前かがみにすることによって、雪が積もらないようになっている。

前かがみに設置された信号機の画像1



他県での特徴のある信号機

昔から存在していた透明トラック

北陸地方や東北地方などでは


 北海道を含め北陸地方や東北地方では、黄色信号の点灯時間が長く設定されている。

 というのも、道路が凍結したり、雪が積もった場合でも慌てずに運転できるように黄色信号の時間を増やしているとのこと。


中部地方では


 特に、愛知県に目立った特徴だが、実は、黄色信号の点灯時間が短く設定されている。

 これは、愛知県は交通事故が多く、事故が多い地域では黄色信号でも減速をしない車が多い。

 そのため、黄色信号の時間を短く設定し、すぐに赤信号に変わるようにしているとのこと。


おわりに

 いかがだっただろうか。

 普段何気なく見ている信号機だが、地域や地方によって様々な特徴がある。

 少し遠出をした際や、北海道を訪れた際には、一度信号機を見てみて欲しい。

 このように、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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Comment

北陸の平野部は脱雪国に近い
富山県福井県は石川県と違って縦型信号機が多いです。
山間部以外は横型信号機でも平気だと思います。
(昔に比べて少なくなったので)
特に、フラット型かカプセル型なら。
  • 2017/06/04 17:43
  • 脱雪国になってね
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