【前方が透けて見える安全施策】透明トラックの技術や仕組みなど

【前方が透けて見える安全施策】透明トラックの技術や仕組みなど

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【前方が透けて見える安全施策】透明トラックの技術や仕組みなど
 トラックのみならず、自動車を運転していて、前方を走っているトラックの荷台が邪魔だなと思ったことのある人も多いのではないだろうか。
 なんと、海外ではトラックの前方が透けて見えるトラックが開発されたと話題になっている。
 そこで、その透明トラックとはなにか、またどういった技術、安全施策が取り入れられているのかをまとめたいと思う。



              
                                                           

透明トラックとはなにか

透明トラックとはなにか

韓国・サムスンが開発


 元々のアイディアはロシアのデザイン会社・Art Lebedevが透明トラックのアイディアを発表していたようだが、実際に透明トラックを開発したのは、テレビやスマホなどでも知られるサムスンだ。

 この透明トラックを開発した背景には、大型トラックに関わる死亡事故が挙げられる。

 片側一車線しかない道路で大型トラックの後ろから追い越しをかけた際に、対向車線の車両と衝突して死亡事故に繋がるというケースがもっとも多く、そういった事故を減らすためにこの透明トラックが開発された。

 文章で説明しても分かりにくいと思うので、動画を載せておくので参考までに見ていただきたい。


 いかがだろうか、透明とは少しイメージが違うかもしれないが、前方を走っている車がトラックの背面に映し出されているのが分かる。



透明機能の技術

透明機能の技術

車体前部に搭載した無線カメラ


 このトラックは車体前部に搭載した無線カメラで前方の様子を撮影し、その情報を元に背面に用意されたビデオスクリーン4枚で構成された大画面に映し出される。

 これで、後続車両にも前方の様子が見えるようになり、対向車や障害物といった前方の道路状況を確認することが出来る。

 また、リアルタイムでの情報が求められるため、最先端の動画撮影技術と、動画の処理技術が使われているようだ。

 このトラックや車の透明化は各国で進められていて、日本の研究チームは鏡とカメラを使ってトヨタのプリウスを透明化

 また、イギリスのジャガーは運転席からの死角をなくすため、社外全方位の映像を車内に中継するシステムを開発している。





実は日本にも昔から存在していた

昔から存在していた透明トラック

嫁入り道具を運ぶ寿トラック


 東海地方や北陸地方の風習で、結婚をする際に嫁入り道具を透明なプラスチックやガラスで覆われたトラックで運ぶことがある。

 新婦宅から婚礼1週間前頃の大安吉日の午前中に、新生活用の家具調度品を新居や婚家に運ぶ荷物送りがあります。

 運搬用のトラックに紅白の幕をかけ、側面は大きなガラス窓で嫁入り道具を披露。

 移動中にトラックが後戻りすることは縁起が悪いため、バックしないように道順をたててから出発します。

石川県の、嫁入り道具を運ぶ「透明トラック」について詳しく教えて下さい



 また、福井県では、次のように行われるようだ。

 嫁入りの際にはガラス張りに「寿」と書かれたトラックが3台ほど、大音量でなんだか不思議な音楽を流しながら、旦那の実家に出向く。

石川県の、嫁入り道具を運ぶ「透明トラック」について詳しく教えて下さい



 また、最近ではイベントなどで、使われることがある。

 しかし、どちらの場合も、荷台の中身を見るのが目的で、後続車がトラックの前方を見ることが出来ない

 そのため、安全施策としての透明トラックを考えると、やはり前方の映像を背面に映すのが効率的だと思う。


画像


 透明トラックの公開されている画像をまとめてみた。新しく開発されたトラックとは、見た目から違うのが分かる。

透明トラックの画像1

透明トラックの画像2

透明トラックの画像3




おわりに

 いかがだっただろうか。

 追い抜き際の衝突事故となると、かなり加速していて、対向車も法定速度内でスピードを出していることとなる。

 そのため、正面衝突した場合の衝撃が大きく、死亡事故につながってしまう。

 こういった透明トラックのように、安全施策がもっと発展し普及すれば、トラックの関わる事故が減るのではないだろうか。

 このように、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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