【自動運転技術の発展】米でトラック自動運転の許可取得

【自動運転技術の発展】米でトラック自動運転の許可取得

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【自動運転技術の発展】アメリカでトラック自動運転の許可取得
 自動運転技術という言葉を知っているだろうか。
 トヨタや日産、googleなどが開発を進める自動車の新しい技術のことで、読んで字の如く、自動車やトラックをドライバーが運転すること無く走ることの出来る技術である。
 近未来的な技術ではあるが、実際にアメリカ・ネバダ州でその自動運転トラックが公道を走ることを許可されたようだ。
 そこで、この自動運転技術のメリット・デメリット、課題などをまとめてみたいと思う。


自動運転技術とはなにか

自動運転技術とはなにか

自動運転に必要な技術


 一言に自動運転と言っても様々な技術が必要となる。

  • どのような場所(天候・積雪路など)を走っているのかを認識する走行環境認識技術
  • 居眠り運転やドライバーの状況を認識するドライバー状態認識技術
  • 必ず安全な方向に処理するフェイルセーフ機構、高信頼性技術
  • 通信を用いた協調型の車間距離制御システム技術(高度運転支援システム)

 これらは、自動車自体に実装する機能になるが、自動運転をより効率的に動かすためにはインフラの環境も整える必要があり、その中の一つに、BRTがある。

 このBRTは、「Bus Rapid Transit」の略でバス高速輸送システムのことを指す。

 バス専用道路を用いた高速輸送システムの総称で、海外では都市部で大量の人員をBRTにより高速輸送している例が数多くあります。我が国では過疎地の鉄道廃線跡地を専用道路にして単車のマニュアル運転バスを走行させている例があります。

 このバスに自動運転・隊列走行技術の横方向の操舵制御技術を導入することにより、単線で狭い鉄道跡地での安全運転・走行速度の高速化を図ることが可能になるほか、専用道路であることを活かして縦方向の隊列走行技術を導入することにより、朝夕の混雑時は後続車無人で電子連結の隊列走行を行い、郊外部では方面ごとに分離させて単車運転させる運用を図ることも可能になります。

BRT(Bus Rapid Transit)



このように、様々な技術があってこそ、この自動運転が行うことが出来る。



自動運転トラックの許可取得

自動運転トラックの許可取得

独ダイムラーがトラック自動運転


 2015年5月、かねてから実験運転を行っていたダイムラー社の自動運転トラックが今回、アメリカのネバダ州で公道を走ることを許可されたそうだ。

 独ダイムラーは1日、米ネバダ州から高速道路でのトラックの自動運転実験の許可を得たと発表した。同社は今後ドイツでも公道実験に入る。

 事故の影響が大きいトラックでは、乗用車に比べ公道実験の許可取得に時間がかかっていた。公道で実用化に向けた最終的な技術の検証が可能になり、トラックでも自動運転車の開発が加速することになる。

 ダイムラー傘下の米トラック大手フレートライナー製トラック2台向けにネバダ州からナンバープレートが発行された。ネバダ州が設定した試験運転距離を問題なく走行し、州内の高速道路を自動運転できるようになった。立体撮影カメラ、レーダーやセンサーが周囲の危険を察知。前方の車を自動追跡する機能もついている。ダイムラーは昨年、試作車を公開していた。

ダイムラー、ネバダ州でトラック自動運転の許可取得



 今回の許可を得たことで、実用化に向けての実際の道路での不測の事態に対処するノウハウを蓄積できる。

 また、トラックの自動運転が可能になれば、高速道路での縦列走行に応用することで大幅な燃費の改善が期待できる。






自動運転のメリット・デメリット、課題

自動運転のメリット・デメリット
 では、自動運転のメリット・デメリットを見てみたいと思う。

メリット


  • 交通事故の減少
  • 運転の快適性の向上
  • 交通渋滞の減少
  • トラックドライバー不足の解消
  • 国内輸送の効率化
  • 環境負荷の軽減


デメリット


  • トラックドライバーなどの仕事が無くなる
  • ガソリンスタンドや教習所も無くなる
  • 事故を起こした際の責任の所在が不明瞭
  • 機械の誤作動への不安
  • インフラや技術への膨大な費用


課題


  • 法規制の整備
  • インフラの整備
  • コストダウン
  • ドライバーの不要化

 自動運転のトラックや自動車が、実用化され、一般化された場合このような課題を解決する必要がある。

 自動運転車を走らせるためのインフラ設備費用はどこから捻出するのか、また、事故を起こした際の責任はどこにあるのか、さらに、飲酒運転や無免許運転の場合はどう対処するのかなど課題は多くある。

 技術が発展すれば、ドライバーが不要化する可能性もある。

 現在は、ドライバー不足と多くのトラックドライバーを求めている状況だが、不要となってしまった場合の次の雇用はどうなるのか。

 来年、再来年に実用化されるようなものではないが、これらの課題について考える必要はあるだろう。



おわりに

 いかがだっただろうか。

 ダイムラーの自動運転トラックなど新しい技術が実用化されることは素晴らしいと思うが、やはり、それに伴い問題点・課題もある。

 機械が自動で運転するからには、エラーやバグも考えられる…となると、手放しではいられないのではないかと思う。

 ただ、燃費の改善や、ドライバー不足の解消、渋滞の緩和も出来るため、早く実用化されて欲しいとも思う。

 中途半端な立ち位置になってはしまったが、少しでも自動車・トラックに興味のある方にとって参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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