ディーゼルエンジンで白煙?その原因について

ディーゼルエンジンで白煙?その原因について

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ディーゼルの白煙の原因
 ディーゼルエンジンと言えば、黒煙が出るというイメージが強いが、白煙を吐くこともあるのをご存知だろうか?
白煙を吐く状態は、もちろん正常とは言えない。

 そこで今回は、ディーゼルエンジンの白煙の原因についてまとめてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

考えられる原因

オイル下がりとオイル上がり

オイル下がり・オイル上がり


【オイル下がり】
 白煙を吹いてしまう原因として、オイル下がり、もしくはオイル上がりが考えられる。
その中でもオイル下がりは、シリンダーヘッド側から燃焼室へとエンジンオイルが下がってくることを指す。
燃焼室で、エンジンオイルが燃えると排気ガスが白煙化するのである。

 修理の際には、ヘッドカバーを取り外し、ステムシールという部品を交換する必要があるので数万円~の費用がかかるだろう。

 オイル下がりは、アイドリング中に白煙が多く、走行中にはほとんど出ないという特徴がある。
ただ、ディーゼルエンジンの場合、その構造上からオイル下がりになることは少なく、後述するオイル上がりの可能性の方が高いだろう。


【オイル上がり】
 オイル上がりというのは、クランクケースから燃焼室へとエンジンオイルが上がってくることを指す。
ピストンリングの摩耗などが原因で、クランクケース内のエンジンオイルをピストンが押し上げてしまうのだ。

 オイル上がりは、オイル下がりとは反対に、走行中に白煙が多く、アイドリング中には少なくなるという特徴がある。

 オイル上がりの場合、エンジンのオーバーホールが必要となり、とてつもない修理代がかかるため、修理をせずに車を乗り換えてしまう人も多いほどだ。




燃料フィルター

水の混入


【水蒸気】
 ディーゼルエンジンは、自然発火による燃焼をするため、空気と燃料が重要になる。
この燃料に水が混入してしまうと、排気ガス中に水蒸気が多く交じるため白煙を吹くようになってしまうのである。

 基本的には、燃料フィルターの水抜きを行えば症状は改善されるはずだが、あまりにひどい場合には一度燃料タンクを空にして水を抜く必要がある。


【Tips】
ディーゼルエンジンの水抜きについては、こちらの記事も参考にして欲しい。
ディーゼル車の燃料フィルターの水抜き方法とは?




噴射ポンプ

噴射時期


【遅すぎると白煙】
 燃料の噴射時期は、ディーゼルエンジンではとても重要なものだ。
この噴射時期が遅くなることで、燃焼工程が終わってから燃料を噴射してしまい、白煙の原因となるようだ。

 電子制御ではない噴射ポンプは、その噴射時期を調整することができるので、調整によっては白煙を消すことができるそうだ。

 調整のみの工賃の情報はあまりないが、たとえば噴射ポンプの交換等の場合、工賃(部品代別)だけで¥100,000ほどはかかるそうだ。

白煙に関する動画

 これはガソリンエンジンの白煙だが、燃焼室でオイルが燃焼するとこのような白煙を出すのだ。
もし、あなたの車から白煙が出ているなら比較してみるといいだろう。


おわりに

 いかがだっただろうか。
始動時のみ少し白煙が出るくらいなら、マフラー等に残った水分が蒸発したものである場合が多いが、継続的に白煙が出るようなら、上記の原因を疑った方がいいだろう。

 いずれの原因もエンジンにはダメージを与えるのもなので、出来ることなら修理に出した方がいいだろう。
その際に、この記事が少しでも役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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