直列エンジンとは?そのメリットやデメリットなど

直列エンジンとは?そのメリットやデメリットなど

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直列エンジンのメリット
 車のカタログなどを見ていると、直列4気筒エンジンや直列6気筒エンジンなどと書いてあることがある。
果たして直列エンジンとはどのようなエンジンなのだろうか?

 そこで今回は、直列エンジンのメリットやデメリットなどをまとめてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

直列エンジンとは

直列4気筒エンジン
【クランクシャフトが1本のエンジン】
 エンジンの中には、クランクシャフトというピストンの縦の動きを回転力に変換するための軸がある。
このクランクシャフトを1本のみ使用するエンジンのことを直列エンジンと呼ぶのだ。
※直列型エンジンとも呼ばれる。

 また、英語表記では「Inline-engine」と呼ばれ、それの略称として、直列4気筒エンジンなら「I4」や「L4」などとも呼ばれている。


【並列エンジン?】
 バイクのエンジンに関しては、直列エンジンの他に並列エンジンと呼ばれるものがある。 並列エンジンとは、直列エンジンを進行方向に対して横向きに置いたものだ。
そのため、実際にはどちらも直列エンジンということになる。


【車で使用する直列エンジン】
 主に自動車で使用される直列エンジンの気筒数は下記の通りである。

  • 直列3気筒エンジン - 軽自動車など
  • 直列4気筒エンジン - 乗用車など
  • 直列5気筒エンジン - 一部の乗用車
  • 直列6気筒エンジン - 大型トラックなど

 またレース用の車両なら直列8気筒エンジンを使用したり、船舶用なら直列9気筒、直列10気筒、直列12気筒、直列14気筒などのエンジンを使用するそうだ。

直列エンジンのメリット・デメリット

直列6気筒エンジン

メリット


【軽量】
 クランクシャフトが1本であり、それに付随するカムシャフトの駆動機構も1つで済むため、比較的軽量なエンジンと言える。


【簡単な構造】
 V型エンジンや水平対向エンジンと比較すると構造が単純であるため、メンテナンス性に優れている。


【直列6気筒の場合】
 直列6気筒エンジンの場合、回転のバランスが良いため、力を取り出すタイミングが良いとされている。
また、振動を相殺することができるため「シルキースムーズ」と言われている。



デメリット


【エンジンが長くなる】
 直列であるため、気筒数が増えれば増えるほどエンジンは長くなる。
そのため、エンジンルームには相応のスペースが必要となる。


【クランクシャフトのねじれ】
 エンジンが長くなると、クランクシャフトも長くなるため、クランクシャフトのねじり振動が発生しやすくなる。


【気筒数が少ない場合】
 直列3気筒エンジンなど気筒数の少ないエンジンの場合、振動が大きくなる。
それを防ぐためにはカウンターウエイトが必要となる。

おわりに

 いかがだっただろうか。
直列エンジンとは、1本のクランクシャフトで構成されるエンジンのことであるということがおわかりいただけただろうか?
また、直列エンジンはメンテナンス性に優れているというメリットがあるが、気筒数が増えると長くなってしまうというデメリットもある。
直列エンジンについて、この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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