1ナンバーと3ナンバーの違いとは?維持費の比較など

1ナンバーと3ナンバーの違いとは?維持費の比較など

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1ナンバー?3ナンバー?
 大型のSUVなどでは、1ナンバーにするか3ナンバーにするか、などという相談を耳にすることがある。
そもそも1ナンバーにすることでどのようなメリットがあるのだろうか?

 そこで今回は、1ナンバーと3ナンバーの違いや、維持費の比較をしてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

1ナンバーとは

1ナンバー
【普通貨物自動車】
 1ナンバーと言われている車両は、普通貨物自動車として登録されている車両のことである。
基本的には、下記に当てはまるものが1ナンバーとなる。

[1ナンバー]
全長:4,700mm超
全幅:1,700mm超
全高:2,000mm超
排気量:2,000cc超(軽油を除く)

上記のどれか一つでも当てはまる貨物自動車


【自動車税は最大積載量による】
 貨物自動車と、乗用自動車の大きな違いが、自動車税の定義だ。
一般的な乗用自動車は排気量によって自動車税の金額が決まるが、貨物自動車の場合は最大積載量によって決まるのである。


【毎年車検】
 また、貨物自動車は、仕事でたくさん使用される事が想定されているため、毎年車検を受ける必要があるのだ。

【Tips】
貨物自動車の定義については、こちらの記事を鎖交にして欲しい。
貨物自動車の定義とは?


3ナンバーとは

3ナンバー
【普通乗用自動車】
 3ナンバーとは、普通乗用自動車のことである。
下記に当てはまる車両が3ナンバーとなる。

[3ナンバー]
全長:4,700mm超
全幅:1,700mm超
全高:2,000mm超
排気量:2,000cc超(軽油を除く)

上記のどれか一つでも当てはまる乗用自動車


【自動車税は排気量による】
 最大積載量により自動車税が決まる貨物自動車とは異なり、乗用自動車はエンジンの排気量で自動車税が決定する。


【2年車検】
 乗用自動車は、貨物自動車とは異なり、2年毎に車検を受ければいい。
そのため、貨物自動車よりも少しだけ手間が省ける。

維持費の比較

サバーバン

メリットの大きい場合


【排気量の大きな車両】
 この記事を読んでいるあなたは、3ナンバーの車両を1ナンバー登録することを考えているはずだ。
そこで、まずはメリットが大きくなる、大排気量の場合の維持費の比較をしてみよう。


【シボレー・サバーバン】
 シボレーのサバーバンで計算してみよう。
サバーバンの寸法などは、下記のものとする。

全長:5,648mm
全幅:2,010mm
全高:1,950mm
車両重量:2,870kg
車両総重量:3,268kg
最大積載量:350kg
排気量:5,967cc
※最大積載量は、1ナンバー登録した時のもの
(実際に1ナンバー登録した時にこの数値になるとは言い切れない)


【維持費の比較】
 比較をする前に維持費に関する違いを確認しておこう。

項目 1ナンバー 3ナンバー
自動車税 最大積載量 排気量
重量税 車両総重量 車両重量
自賠責保険 最大積載量 定額

これらを踏まえた上で計算すると下記のようになる。
(2年計算)

項目 1ナンバー 3ナンバー
自動車税 ¥16,000
(¥8,000×2)
¥176,000
(¥88,000×2)
重量税 ¥32,800
(¥16,400×2)
¥49,200
自賠責保険 ¥48,080
(¥24,040×2)
¥27,840
合計 ¥96,880 ¥253,040
※大きく差の出る項目だけを比較しているため、この金額が維持費の全てではない

 なんと、サバーバンを1ナンバーで登録すると、2年間でおよそ¥150,000ほどの差が生まれるのだ。
(1年あたり¥75,000)




キャラバン

メリットの少ない場合


【排気量の少ない車両】
 サバーバンなどの大排気量ではなく、あまり排気量の大きくない車両ではメリットもあまりないと言えるかもしれない。
そこで、排気量のあまり大きくない車両で維持費の比較を行ってみよう。

【日産・キャラバン】
 こちらは、日産・キャラバンで計算してみよう。
キャラバンの寸法などは、下記のものとする。

全長:4,695mm
全幅:1,695mm
全高:1,990mm
車両重量:1,890kg
車両総重量:2,515kg
最大積載量:350kg
排気量:2,488cc
※最大積載量は、1ナンバー登録した時のもの
(実際に1ナンバー登録した時にこの数値になるとは言い切れない)


【維持費の比較】
 同じように2年計算でどれくらいの維持費がかかるかを計算してみよう。

項目 1ナンバー 3ナンバー
自動車税 ¥16,000
(¥8,000×2)
¥90,000
(¥45,000×2)
重量税 ¥24,600
(¥12,300×2)
¥32,800
自賠責保険 ¥48,080
(¥24,040×2)
¥27,840
合計 ¥88,680 ¥147,640
※大きく差の出る項目だけを比較しているため、この金額が維持費の全てではない

 というわけで、あま利排気量の大きくない車両の場合だと、2年でおよそ¥58,000ほどの差額になる。
(1年あたり¥24,000)
サバーバンの時と比べると、¥100,000近くも違うという事がわかるだろう。

注意点など

 いかがだっただろうか。
排気量の大きな車両の方が1ナンバーにする際のメリットがあるということがおわかりいただけたと思う。
ただ、1ナンバーがメリットだらけかと言えばそんな事もないということも覚えておいて欲しい。


【1ナンバーにするデメリット】
  • 座席を外す必要がある
  • トラック用のタイヤに交換する必要がある
  • 任意保険の年齢条件が使用できないことがある
  • 車検が毎年ある

 ちなみに車検の際に座席を外し、乗る時には取り付けるというのは乗車定員オーバーで交通違反となってしまうということも覚えておこう。
また、平成11年7月以降の車両の場合には、ブレーキ性能試験を受ける必要があり¥400,000近くの費用がかかってしまうため、あまり現実的ではない。
平成11年以前の車両であれば1ナンバーにしてみてもいいだろう。

 あなたが1ナンバーにしようと思った時に、この記事が少しでも役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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