車のセルモーターとは?その仕組みなど

車のセルモーターとは?その仕組みなど

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 自動車には無くてはならない装置であるセルモーター。
しかし、車に詳しくない人ならセルモーターがどのような物なのかを知らないのではないだろうか?

 そこで今回は、セルモーターとはどのような装置なのかをまとめてみたので、是非読んでみて欲しい。


              
                                                           

セルモーターとは

クランク棒でエンジンをかける
【エンジンを始動させるための装置】
 セルモーターとは、エンジンを始動させるために使用するモーターのことで、スターターモーターなどとも呼ばれている。
キーを回した時にセルモーターが作動している音がキュルキュルと聞こえるはずだ。


【セルモーター登場以前は...】
 今ではセルモーターが搭載されていない車を探すほうが困難と思われるほど、当たり前の装備となっているが、セルモーターが開発される前には、クランク棒というハンドルのような物を手動で回転させてエンジンを始動させていたのだ。

 しかし、エンジンをかけ損なうと、思わぬ怪我をしてしまうことから、自動でエンジンを始動させることができるセルモーターが作られたのである。

セルモーターの仕組み

セルモーターを分解した様子
【フライホイールを回す】
 キーを回すことで、セルモーターへ電力が供給され、マグネットスイッチと呼ばれるスイッチが入る。
スイッチが入るとセルモーター内のピニオンギアが飛び出し、モーターの力でフライホイールを回すのである。
フライホイールが回ることでクランクシャフトが回り、エンジンが始動するのだ。
ちなみに、セルモーターは50rpm~200rpm程で回転する。

 エンジンが始動し、キーを戻すことでピニオンギアはセルモーター内部へと戻る。
※エンジンが始動しているのにキーを回し続けるとセルモーターの故障の原因となるので要注意

[セルモーター作動の流れ]
  1. キーを回す
  2. マグネットスイッチが入る
  3. ピニオンギアが飛び出し、フライホイールと噛み合う
  4. モーターを回転させ、ピニオンギアに合わせてフライホイールが回転
  5. エンジンが始動
  6. キーを戻す


【バッテリー上がりとセルモーター】
 セルモーターを作動させるためには、バッテリーからの電力供給が必要不可欠となる。
しかし、バッテリーが上がってしまうと、「カツン」というマグネットスイッチの音だけ聞こえるだけで、エンジンを始動させるだけのパワーが得られない。

 セルモーターが故障してしまったと思う人がいるが、実際にはバッテリーが弱っているだけという事が多い。
※もちろんセルモーターが故障することもある

【Tips】
セルモーターが故障するとエンジンがかからなくなってしまう。
トラックのエンジンがかからない時の原因とは?

セルモーターに関する動画

 この動画は、セルモーターがフライホイールを回す様子を撮影したものだ。
とてもわかりやすい動画なので、ぜひ見ていただきたい。



おわりに

 いかがだっただろうか。
セルモーターとは、エンジンを始動させるために必要な部品であるという事がおわかりいただけただろうか?

 セルモーターは、キーを回すことでピニオンギアが回転、それに合わせてフライホイールを回すことで、エンジンをかけるという仕組みになっている。
もし、この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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