オートマ(AT車)がエンストしてしまう原因とは?

オートマ(AT車)がエンストしてしまう原因とは?

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AT車でエンストする原因
 マニュアル車を運転していると、クラッチ操作のミス等でエンストをすることは、あなたもご存知だと思う。
しかし、オートマ車でもエンストをすることがあるのだ。

 そこで今回は、オートマ車がエンストしてしまう原因などについてまとめてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

エンストの原因とは

エンストの原因は?
【様々な原因が考えられる】
 オートマ車でエンストしてしまった場合、いくつかの原因が考えられる。
というのも、車が走行するために必要な、空気、燃料、点火(ガソリン車のみ)のどれかが不具合を起こしたり、故障したりすることで満足に走行することが出来なくなってしまうのである。


【吸気系】
 燃料を燃焼させるために必要な空気を供給する機関の総称を吸気系と呼ぶ。
吸気系の異常でエンストする可能性が高いのは下記の部品だ。

[吸気系で良くある故障]
スロットルボディ(スロットルバルブ)
アクセルペダルに連動した空気弁が開くことによって、エンジンに空気を供給するのがスロットルボディだ。
空気弁に汚れなどが溜まることで主にアイドリング中にエンストを起こすことがある。
エアフロメーター
エアフロメーターは、エンジンを制御するために空気の量を計測するセンサーだ。
このセンサーが故障するとエンストすることがある。


【燃料系】
 燃料をエンジンまで供給するための機関の総称を燃料系と呼ぶ。
燃料系では、下記の部品が故障することでエンストを起こす事がある。

[燃料系で良くある故障]
燃料ポンプ
燃料タンクに入っている燃料を組み上げるのが燃料ポンプだ。
燃料ポンプが故障してしまうと、エンジンに燃料が供給されないのでエンストしてしまう。
インジェクター
燃料ポンプで吸い上げた燃料を燃焼室の中に吹き込むのがインジェクター(燃料噴射装置)である。
各燃焼室にあるため、全てが不具合を起こさない限りはエンストすることは稀だが、可能性としてはインジェクターもあり得る。


【点火系】
 燃焼室の混合気を点火させるための機関の総称を点火系と呼ぶ。
主に点火系では、エンストを起こす原因として下記の部品があげられる。

[点火系で良くある故障]
点火プラグ
混合気を点火するために火花を飛ばすのが点火プラグである。
もちろん点火プラグが故障して火花を飛ばさなくなってしまうと混合気は燃焼しなくなり、エンストを起こす。
ただ、複数ある点火プラグのうち、一つが故障してもエンジンの不調を感じるだけでエンストしてしまうことは少ない。
プラグコード
点火プラグに電力を供給するコードがプラグコードだ。
プラグコードに異常がある場合、点火プラグに電力を供給することが出来なくなってしまうので、エンストを起こす可能性がある。
イグニッションコイル
点火プラグに十分な電圧を与えるために、高電圧を作る変圧器をイグニッションコイルという。
イグニッションコイルが故障すると、点火プラグの性能を十分に引き出すことが出来ないため、混合気を燃焼させる事が出来なくなるのだ。

故障以外でエンストすることも

エンストの発生原因
【事故の原因にもなっている】
 最近では、運転手の操作ミスによってオートマ車でエンストすることが多いそうで、それが原因で事故を起こすことも少なくないのだとか。
国土交通省が、下記のような呼びかけを行っている。

 オートマ車(オートマチックトランスミッション車)が急な坂道等においてシフトレバーを前進の位置「D」にしたまま惰性で後退したり、後退の位置「R」にしたまま惰性で前進したために、エンスト(エンジンストール)を起こして、ブレーキが利きにくくなったり、ハンドル操作が重くなって操舵できずに、衝突や転落したなどの事故情報が寄せられています。
またプッシュ式スタート装置装着車においては、坂道での発進時、始動操作が正しくなく、エンジンがかかっていないまま走行したことで同種の事故が生じています。

国土交通省


 簡単に説明すると、下記のような状態で運転してしまい、エンストし、事故を起こす事が多いようだ。

[AT車のエンストの原因]
  • Rレンジで前進(下り坂)
  • Dレンジで後退(上り坂)
  • エンジンが始動していないことに気付かずに発進


【ブレーキやパワステの効きが悪くなる】
 エンストを起こしてしまうと、ブレーキの制動力が著しく低下したり、パワーステアリング(パワステ)が効かずにハンドル操作が重くなるため、素早い対処をすることが困難になってしまう。
あなたも、このような操作ミスを起こさないように十分注意していただきたい。

走行中にエンストしてしまった際の対処法やレッカー費用

レッカーを呼ぼう
【再始動を試みる】
 まず、エンストしていることに気付いたら、シフトレバーをNレンジ(ニュートラル)に入れ、軽くブレーキを踏んでキーを回してみよう。
そこでエンジンがかかり、そのまま走行できるようなら安全な場所まで運転をしよう。

 エンジンがかかりそうにない場合には道路の左側へ停車し、ハザードランプをつける。
その後、シフトをPレンジ(パーキング)に入れ、エンジンを再始動させてみよう。
それでもエンジンがかからない場合には、ロードサービスなどにレッカーの依頼するしかない。


【JAFでレッカーを依頼した場合の費用】
 ロードサービスの代名詞的な存在であるJAFにレッカーを依頼すると、下記のような費用がかかる。
  • 基本料:¥8,230
  • 作業料:¥4,650
  • 牽引料:1kmにつき¥720

 牽引料を差し引いて、最低でも¥12,880から、距離に応じた費用がかかるのである。

おわりに

 いかがだっただろうか。
もし、あなたの車がエンストしてしまった場合には、とりあえずは安全な場所へ移動するか、あるいはレッカーを依頼したほうが良いだろう。
その後、ディーラーや整備工場などへ連絡し、どこに原因があるのかを追求し、修理して欲しい。
エンストに関して、この記事が少しでもあなたの役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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