【トレーラー】バラ積み緩和車両とは?

【トレーラー】バラ積み緩和車両とは?

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バラ積み緩和車両とは
 日本では、フルトレーラーを見かけることはあまりなく、セミトレーラーの方が使い勝手が良いため人気がある。
しかし、セミトレーラーでは十分な量の貨物を運搬することが出来ない。

 そこで登場するのがバラ積み緩和トレーラーだ。
今回は、バラ積み緩和トレーラーとはどのような車両なのかをまとめてみた。


              
                                                           

バラ積み緩和とは?

3軸トレーラー
【本来は積載量28tまで】
 通常のセミトレーラーであれば、特殊車両通行許可を取ることで最大積載量28t(車両総重量36t)まで積むことが出来る。
しかし、電車の車両など、かなり大型な物を運搬する際には、特別に許可を貰うことで車両総重量に関わらず走行することが可能となるのだ。

 しかし分割することの出来ない大型の貨物だけでなく、分割可能なバラ物であっても許可を取ることで車両総重量に関わらず公道を走行することが出来るようになったのだ。

 そのようなバラ積み車両の規制緩和のことをバラ積み緩和やバラ緩などと呼んだりしているのである。


【バラ積み緩和の条件】
 バラ積み緩和を受けるためには様々な条件をクリアする必要がある。

[条件]
  • バラ積み緩和車両の通行経路が横断に限り、かつ橋や高架などの構造を含まない。
  • 軸重及び、隣接する軸重への合計の軸重が11.5tを超えない。
  • 道路管理のための措置が申請者主体で実施されること。
  • 輸送に関する走行記録などを定期的に道路管理者へ提出すること。
  • 道路管理者は定期的に路面状況を確認すること。
  • 信号機のない交差点で誘導員を配置するなどの、交通事故を防止するための配慮をすること。

 基本的には、これらの条件を満たせばバラ積み緩和の許可が下りるはずだが、詳しくは国土交通省の道路局に問い合わせてみて欲しい。

国土交通省
国土交通省道路局道路交通管理課
TEL:03-5253-8111(内線37425)

バラ積み緩和トレーラー

バラ積み緩和トレーラー
バラ積み緩和トレーラー
【基本的には3軸トレーラー】
 バラ積み緩和の許可を取得したトレーラーのことをバラ積み緩和トレーラーと呼んだりするが、現在バラ積み緩和の許可を取ることが出来るのは3軸のトラクターヘッドがほとんどだ。
というのも、2軸トレーラー(シングルトレーラー)の場合だと第五輪荷重の問題から、そこまでの積載量のトレーラーをけん引することが出来ないからである。


【古い2軸トレーラーなら】
 少し前までの2軸トレーラーであれば、第五輪荷重が11.5tに設定されている車両が存在する。
この場合、3軸のシャシ(トレーラー)を利用することで車両総重量44tまでのバラ積み緩和が認められるのである。

 しかし、最近販売されている新車のシングルトレーラーでは11.5tの第五輪荷重が認められなくなってしまったため、現行のトラックでバラ積み緩和の許可を得るには3軸のトラクターヘッドである必要があるのだ。
※ちなみに、現在販売されているシングルトレーラーの第五輪荷重は9.5t程度である。

 シングルトレーラーは3軸トレーラーと比べて燃費が良いため、中古トラック市場では第五輪荷重11.5tのシングルトレーラーが人気となっている。

おわりに

 いかがだっただろうか。
バラ積み緩和とは、バラ物を積載する場合でも特例として保安基準を超える積載量でも公道を走行することができるというものである。
また、バラ積み緩和の許可を得ることが出来る車両のことをバラ積み緩和車両と呼んでいるのである。

 もし、あなたがシングルトレーラーでバラ積み緩和の許可を取得したいなら、中古トラックを検討するしかない。
なるべくなら程度の良い中古トラックを見分けたいと思う方は、こちらの記事も参考にしてみて欲しい。
【必見】良質な中古トラックを選ぶ21の見分け方

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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