【異音】エンジンのベルト鳴きの原因とは?

【異音】エンジンのベルト鳴きの原因とは?

あとで読む: このエントリーをはてなブックマークに追加
            
ベルト鳴きの原因とは
 朝、エンジンをかけると聞きなれない「キュルキュル」という音がしたという経験をした方はいないだろうか?
実はこの音は、エンジンルーム内のファンベルトから出ている事が多い。

 そこで今回はベルト鳴きの原因についてまとめてみたので、一度愛車を点検してみてはいかがだろうか?


              
                                                           

ファンベルトの役割とは

エンジンに取り付けられたベルト
【オルタネーターなどを動かす】
 ファンベルトは、エンジンの動力を利用して回るベルトのことである。
昔は実際にファンを回す役割があったが、現在の車は電動ファンであることがほとんどだ。

 それで、実際にはこのベルトの役割としては以下の事が挙げられる。

[ファンベルトの役割]
  • 電力を供給するためにオルタネーターを作動させる
  • エアコンのコンプレッサーを作動させる
  • パワーステアリングのポンプを作動させる

 これらの役割を果たすためのベルトは、複雑な取り回しで1本で済ませている車種もあれば、2本、3本と使用している車種もある。
この辺は車によるので一概にファンベルトの使用本数を断言することは出来ない。

また、これらのベルトの総称としてファンベルトと呼ばれていのである。

 さて、このベルトが「キュルキュル」と音が鳴る(鳴きと呼ぶことが多い)原因について見ていこう。

【Tips】
オルタネーターについては、こちらの記事を参考にして欲しい。
オルタネーターの寿命や故障による症状とは?

ベルト鳴きの原因とは

ベルトとプーリー

ベルトが鳴く原因は様々


【ベルトが伸びている】
 まず、考えられるのは、経年変化によりベルトが伸びてしまい、プーリー(ベルトを回すための部品)への締め付けがゆるくなり、滑ることでベルト鳴きを起こすということだ。

 この場合は、テンショナーでベルトの張り具合を調整するだけでベルト鳴きが収まることが多い。
※テンショナーとは、ベルトの張り具合を調整するための部品



ベルトの底あたり
【ベルトが底あたりしている】
 次に考えられるのは、ベルトが細く痩せて硬化してしまい、底あたりしてしまっていることだ。
底あたりというのは、プーリーの中心にベルトが当たっている状態のことだ。

 左の図を見てもらえばわかるが、ベルトはプーリーに対して少しだけ浮いている状態が正常である。
それに対して、ベルトの底がプーリーと接触している状態は、ベルトが摩耗しているのである。

 底あたりしている場合には、ベルトを交換することでベルト鳴きが収まるだろう。


【テンショナーやプーリーが錆びている】
 ベルトを回すための「プーリー」や「テンショナー」が錆びていると、スムーズにベルトが回らなくなってしまう。
そういった場合には、サビをよく落とすことでベルトの鳴きが収まることがある。


【プーリーがロックしている】
 エアコンコンプレッサーやパワステポンプなどが故障してしまい、プーリーが回らなくなってしまうと、激しくベルト鳴きを起こす事がある。
また、ゴムが焼ける臭いがすることもあるので、気付きやすいかもしれない。

 この場合には、原因となる箇所をしっかりと修理することでベルトの鳴きも止まるだろう。
そもそもベルトの鳴き以前に、故障してしまった箇所の心配をしたほうが良さそうだが...




ベルトの鳴き止め剤

ベルトの鳴き止め剤


【スプレータイプで簡単塗布】
 ベルトが硬化している場合や、プーリーのサビ等が原因でベルト鳴きを起こしている場合には、ベルトの鳴き止め剤を塗布することで鳴きが収まることがある。
ベルトを交換する前に試してみるのもいいだろう。


【ベルトの寿命】
 ファンベルトの寿命は、5年もしくは50,000kmのどちらか早い方と言われている。
もし、あなたの車のファンベルトが5年以上経過しているものなら、鳴き止め剤などを使用するよりも、素直にベルト交換をした方がいいだろう。

もしベルトが切れてしまったら

切れたベルト
【エンジンが停止することも】
 どの部分のベルトが切れてしまうかにもよるが、オルタネーターを回すベルトならオルタネーターが、パワステポンプを回すベルトならパワステポンプが、エアコンコンプレッサーを回すベルトならエアコンコンプレッサーが、それぞれ機能しなくなってしまう。

 この中でも特に危ないのは、オルタネーターを回すベルトが切れてしまうことだろう。
オルタネーターからの電力供給がなくなってしまうと、エンジンは停止してしまう。
車種によってはエンジンが停止してしまうとブレーキが効きづらくなる場合があるので、高速走行中にエンジンが停止してしまうと、なかなか止まる事ができずに危険なのである。

おわりに

 いかがだっただろうか。
ベルト鳴きを起こす原因はいくつか考えられるという事がわかっただろうか?
稀にベルトを交換しても鳴きが収まらないこともあるが、大抵は上記で紹介した原因を取り除けば鳴きは収まるのではないだろうか。
常にベルトが鳴いていると運転にも集中できないかもしれないので、早めに対策を取ったほうがいいだろう。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
このエントリーをはてなブックマークに追加

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)