EMS(エコドライブ管理システム)とは?

EMS(エコドライブ管理システム)とは?

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EMSとは?
 トラックやバスなどにはタコグラフという走行距離や速度を記録する運行記録計が取り付けられている。
最近では、より詳細な情報をコンピューターで管理することの出来るデジタルタコグラフの普及が進んでいるのだ。
さらに、その情報をエコドライブに役立てるためにEMS(エコドライブ管理システム)というシステムまで登場している。

 今回は、そんなEMSについてまとめてみたので、是非読んでみてほしい。


              
                                                           

EMSについて

エコロジー
【EMSとは】
 EMS(エコドライブ管理システム)とは、エコドライブをするにあたって重要となる急発進・急加速・急ブレーキ・アイドリングの時間などの情報をEMSシステム対応のデジタルタコグラフから収集し、その情報をコンピューターを使って分析することで、その運転手がどのくらいエコドライブを実行できているのかを確認することが出来るシステムである。

 また、これらの情報からエコドライブを行うための改善点がわかるため、運転手への運行指導や講習会などを開くことで、運転手自信がエコドライブを意識した運転を心がけるようになるのだ。

 このように、運転手がエコドライブへの関心が強くなることで、運送業を始めとする車を使用する企業は、輸送にかかる燃料を節約することができ、輸送コストを低減させることが可能になるのである。


【EMSに対応している主な機種】
 デジタルタコグラフがEMS(エコドライブマネジメントシステム)に対応するための基準は以下の通りだ。

[EMSの対象となる基準]
  • 時間情報・瞬間速度・走行距離といった情報を記録することが出来る
  • エコドライブを支援するために適切なタイミングで警告などが出せる
  • 急発進や急加速、アイドリングの継続や経済速度などの情報から運行診断を出すことが出来る。

 実際にどのデジタルタコグラフがEMS対応となっているのかを知りたい方のために、EMS対象のデジタルタコグラフの一部を紹介しよう。

[EMS対応機器]
  • いすゞ自動車:みまもりくん
  • パナソニック:業務用 ポータブルカーナビゲーション
  • データテック:SRComm
  • 矢崎総業:DTG2
  • 富士通:MBCD/Communications
※あくまでここで紹介したのはEMS対応機器の一部である


【導入時の補助金・助成金】
 EMSの導入に関する補助金制度を行っているようだ。
これから導入を考えている企業は、この補助金を活用して導入したほうがいいかもしれない。

[補助金・助成金の概要]
購入の場合の補助額
導入費用の1/3
リースの場合の補助額
製品により異なる
補助金を受けるための条件
  • 購入の場合は40台以上、リースの場合は5台以上導入すること
  • 取り付け車両の過去1年間の燃料使用量と走行距離を把握しておくこと
  • 省エネルギーの目標を立て、確実に達成すること
  • エコドライブ推進のための管理者を選定しておくこと
  • EMS装着から1年間の燃料使用量と走行距離などの実績を報告すること

今後のEMSはスマートタコグラフ?

エコロジー
【スマートタコグラフとは】
 今後のタコグラフに関して、平成26年3月26日に「第4回トラックにおける運行記録計の義務付け対象の拡大のための検討会」という検討会が行われたのだが、そこで議題に上ったのが「次世代運行記録計(スマートタコグラフ)」だ。

 EMS対応のデジタルタコグラフをさらに進化させたものを作って普及していこうということになったのだ。
スマートタコグラフには、ドライブレコーダーとの連携や、運転者の体調管理システムなどを導入する予定のようで、これからさらに検討を進めていくようだ。

【Tips】
次世代運行記録計(スマートタコグラフ)については、こちらの記事も参考にして欲しい。
【改正】タコグラフの義務化拡大!今後どうなる?

おわりに

 いかがだっただろうか。
EMSを活用することで、様々なコストを軽減することが可能となるかもしれない。
もし、あなたがエコドライブ管理システムの導入する際にこの記事が役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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