オルタネーターの寿命や故障による症状とは?

オルタネーターの寿命や故障による症状とは?

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オルタネーターの故障?
 車が走行するためには無くてはならないオルタネーター。
そんな大事なオルタネーターでも当然、故障してしまったり、寿命が近づいてきたりする。

 そこで今回は、オルターネーターの寿命が近づいたり、故障してしまった場合の症状についてまとめてみたので、オルターネーターの故障を疑っている人は是非読んでみて欲しい。

オルタネーターとは

充電
【電力の供給やバッテリーの充電】
 そもそもオルタネーターとは、どのような役割を持つ部品なのだろうか?

 オルタネーターとは交流の電気を作る発電機のことである。
ダイナモと呼ばれることもあるが、実はダイナモとは直流の電気を作る発電機のことであり、厳密にはオルタネーターとダイナモは別のものなのだ。

 エンジンを始動する時にはバッテリーの電力を使用するが、実はエンジンが始動した後はバッテリーの電力は使用せずに、オルタネーターによって発生した電力で車全体の電力を賄っているのである。
また、オルタネーターの電力を利用してバッテリーの充電も行っている。

 つまり、オルターネーターが故障してしまうと、車に電力を供給することが出来なくなってしまい、大変なことになってしまうのだ。

オルタネーターの寿命が近付いた時の症状

バッテリー警告灯
【エンジンの吹け上がりが悪くなる】
 オルタネーターの寿命が近づいてくると車へ供給する電圧が下がりだす。
通常、エンジンが始動している状態での電圧は、12V車の場合で14V前後、トラックなどの24V車で29V前後まで上がるが、オルタネーターが弱っていると、ここまで電圧が上がらなくなってしまう。

 電圧が低くなると(13Vを切るなど)様々な障害が発生する。
その中にエンジンの吹け上がりが悪くなるという症状がある。

 電圧の低下により、燃料を噴射するためのインジェクションや、混合気を爆発させるためのスパークプラグ(ディーゼル車には存在しない)に電力を送るイグニッションコイルなどの動作が不安定になるのだ。
通常の走行では気付きにくいが、思いっきりアクセルを吹かした時に思ったよりもエンジンが吹け上がらなくなるのだ。


【電装品の動作が不安定になる】
 また、電圧がより低くなり12V(24V)を下回る程になってしまうと、カーオーディオなどの電装品の動作が不安定になってしまう。
というのも、電装品は12V用(24V用)に作られているからである。

 ここまでの症状が出てしまった場合、早めにオルタネーターを修理したり、あるいは交換してしまった方がいいだろう。
いつオルタネーターが動かなくなってしまうかわからないからだ。

 また、バッテリーへの電力の供給がされていないと、メーター内のバッテリー警告灯が点灯するが、これもオルタネーターが原因である。
一定を下回る電圧しか供給されない場合、メーター内のランプが点滅したり、タコメーターの挙動が不安定になるといった症状が出る車種もあるようだ。

オルタネーターが故障した場合の症状

エンストした車と女
【走行中でもエンストしてしまう】
 オルタネーターが完全に故障してしまい、車に電力を供給する事が出来なくなってしまうどうなるのだろうか。

 まず、オルタネーターからの電力が供給されなくなってしまうので、バッテリーに充電されている電気を使用することになる。
ただ、バッテリーはあくまでエンジンの始動のためのものであるため、走行中に電力を供給してしまうとすぐに充電がなくなってしまう。

 バッテリーの電力もなくなってしまうと、車への電力の供給がストップしてしまい、エンジンが停止してしまう。
もちろん、停止してしまったら再びエンジンをかけることは出来ない。

 仮にブースターケーブルなどを使用して他車から電力を分けてもらっても、ブースターケーブルを取り外すと再びエンストしてしまうのだ。


【新品のバッテリーに交換してもエンスト】
 この時点で、オルターネーターの故障であるということに気付けずに「バッテリー上がりだな」と新品のバッテリーに交換してしまう人も少なくない。
しかし、新品のバッテリーの電力を食いつぶしてしまえば、再びエンストをしてしまうのだ。

 もし走行中にエンストしてしまったら、ヘッドライトなどの電気系統が動作するかを確認してみて、電装系が動作しないようなら速やかにディーラーや整備工場に連絡を取ったほうがいいだろう。

【Tips】
ブースターケーブルの繋ぎ方や、バッテリーの交換方法については、こちらの記事を参考にして欲しい。

おわりに

 いかがだっただろうか。
オルタネーターが寿命に近づくと、エンジンの吹けが悪くなったり、電装系に不具合が出るなどの症状が出る。
また、完全に故障してしまうとエンストしてしまうので、これらの症状が出始めたら、一度点検してもらうことをオススメする。
車やトラックの調子がおかしいと感じた時に、この記事が参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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