Q.エアバッグの作動条件とは?

Q.エアバッグの作動条件とは?

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エアバッグの作動条件とは
Q.自動車のエアバッグはどのような条件で作動するのでしょうか?

最近の車やトラックにはほとんどと言っていいほどエアバッグを搭載している。
今回は、このエアバッグの作動条件についてお答えしよう。


              
                                                           

エアバッグが開く仕組み

エアバッグ
【センサーが衝撃を感知して開く】
 まずは、エアバッグが開く仕組みについて説明しておこう。

 車の各部(主に前方)には、衝撃を感知するための加速度センサーが取り付けられている。
車が壁などに衝突すると、そのセンサーが衝撃を感知しエアバッグが開く仕組みになっているのだ。

 とは言っても、ほんの少しぶつけたくらいでエアバッグが開いてしまうのは困るので、エアバッグを開くほどの衝撃かどうかをエアバッグECUという部分で判断しているのだ。
つまり、一定以上の衝撃が加わらなければエアバッグは開かないのである。

[エアバッグが開く流れ]
  1. 車に衝撃が加わることで加速度センサーが反応する。
  2. エアバッグECUがエアバッグを開くかどうかを判定する。
  3. 火薬を爆発させた際のガスによってエアバッグを膨らませる。
  4. エアバッグが膨らむことによってハンドルの中央が押し破られる。
  5. エアバッグが膨らみきると、穴からガスが抜けてすぐにしぼむ。


【衝撃に注意】
 一定以上の衝撃が加わることが作動条件としてエアバッグは開くということを説明したが、車がぶつからずとも、センサーに直接衝撃を与えてもエアバッグは開いてしまう。
そのため、整備などで誤ってフレームに取り付けられたセンサーに衝撃を加えてしまうとエアバッグが開く恐れがあるのだ。

エアバッグの作動条件

キャッツアイ
キャッツアイ
【20~30km/hの衝撃で作動】
 では、実際にはどれほどの衝撃が加わるとエアバッグが作動するのだろうか?

 基本的には、20~30km/h以上で壁などの動かないものに衝突するとエアバッグは開くように設計されているようだ。
また、それと同じくらいの衝撃でもエアバッグは開く。

 しかし、常に壁に衝突するとは限らないだろう。


【40~60km/hで停車中の車に衝突】
 同じくらいの大きさの車に衝突した場合、どれほどの速度でエアバッグが開くのだろうか?
この場合、およそ40~60km/hの速度で衝突することでエアバッグが作動するようだ。

 また、正面衝突をした場合で、衝撃を感知する範囲は、左右で30度以内のようだ。
そのため、横や後方からの衝撃ではエアバッグは作動しづらいのである。


【軽い損傷でも】
 基本的には衝撃を加えることでエアバッグは作動するため、一見すると車の損傷はあまりなくとも、センサー付近に衝撃を与えてしまって作動してしまうこともある。

 例えば、縁石にぶつけた場合は、車体の下部のみの衝突となるが、エアバッグは開いてしまう。
また、勢いよく段差から落ちてしまった場合などでも、作動することがある。

 車両によっては、車線上にあるキャッツアイ(チャッターバー)を踏んでしまってエアバッグが作動してしまう事例もあったようだ。
※キャッツアイとは、車線の中央線などにある反射板が付いた道路鋲のことである。

一度開いたエアバッグはどうなる?

一度開いたエアバッグ
エアバッグの交換費用は高い
【エアバッグは使い捨て】
 基本的には、エアバッグは使い捨てとなるので、一度でも開いてしまったエアバッグは新しいものと交換する必要がある。
しかし、新品のエアバッグは意外と高額であることをご存知だろうか?

[エアバッグの交換費用]
  • エアバッグ(運転席):約¥80,000
  • エアバッグ(助手席):約¥80,000
  • センサー、コンピューター:約¥100,000
  • 交換工賃:約¥40,000
  • 合計:約¥300,000

 全ての車両がこの価格ではないが、およそ¥300,000ほどかかってしまうようだ。
さらに、エアバッグが開く程の事故となれば、その他の部品も交換する必要があるので修理するとなるとかなりの費用がかかることになる。

おわりに

 いかがだっただろうか。
エアバッグは加速度センサーで衝撃を感知し、エアバッグECUにて作動させるかを判断している。
およそ20~30km/hほどの衝撃でエアバッグは作動するということがわかっただろうか?
また、大した損傷でなくてもエアバッグが作動することがあるので、縁石などには十分注意して運転していただきたい。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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