トラックのサイドブレーキ解除で警告音が鳴る原因とは?

トラックのサイドブレーキ解除で警告音が鳴る原因とは?

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警告音の原因とは?
 あなたは、トラックを運転しようと思ってサイドブレーキを解除したら「ピーーー!」という警告音が鳴って困った経験はないだろうか?
このように警告音が鳴ってしまう場合、いくつかの原因が考えられる。

 そこで今回は、トラックのサイドブレーキを解除した時に警告音が鳴る原因についてまとめてみたので、もし警告音が鳴ってしまった場合の参考にして欲しい。


              
                                                           

1.エア不足による警告

空気圧計
【エアブレーキ車の場合のみ】
 あなたのトラックがエアブレーキを搭載する車両の場合、エアタンク内のエアが不足していることが原因で警告音が鳴ってしまう可能性が高い。

 エアが不足すると、ブレーキが効かなくなってしまうことはもちろんだが、その他にも様々な弊害が生じるのだ。

[エア不足が招く弊害]
  • ブレーキが極端に効かなくなる
  • クラッチペダルが極端に重くなる
  • シフト操作が極端に重くなる
  • エアサスペンションが効かなくなる

 上記を見ても分かる通り、エアシステムを搭載している中型~大型トラックにとってエア不足とは申告な問題なのである。


【エアメーターを見て確認】
 エアブレーキが原因で警告音がなっている場合、運転席のメーター内にあるエアメーターを見てみよう。
エアメーターの針がレッドゾーンに入っている状態でサイドブレーキを解除すると、警告音が鳴るのである。


【しばらくアイドリングをする】
 エアは、エンジンの動力によって貯めることが出来るので、エア不足になってしまったらしばらくアイドリングをしてエアが貯まるのを待とう。
もし、長時間アイドリングをしているにも関わらずエアが貯まらない場合は、エアの漏れが考えられるので速やかに整備工場に連絡した方がいい。

【Tips】
エアブレーキの仕組みについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして欲しい。
Q.エアブレーキの仕組みとは?踏み方のコツなどは?

2.油圧、オイル不足による警告

油圧警告灯
【トラックに限らず乗用車にも】
 油圧が低下している場合や、エンジンオイルが極端に少ないことが原因で警告音が鳴っていることも考えられる。
※厳密に言うと、エンジンオイルが少ないだけでは警告音はならないのだが、エンジンオイルの減少によって油圧が低下することで警告音が鳴るのだ。

 油圧が低下すると、エンジン内にオイルを送り出す力が弱くなってしまい、最終的にはエンジンが焼きつきを起こしてしまい、走行中に急にエンジンが止まってしまう。


【メーター内の油圧警告灯を確認】
 警告音の原因が、油圧の低下であるかを確認するのはとても簡単だ。
運転席のメーター内で、「魔法のランプ」のような警告灯(油圧警告灯)が点灯していたら、油圧の低下と判断することが出来るのである。


【オイルポンプの故障かも】
 油圧が低下してしまう原因は、先述したようにエンジンオイルが少ないことが考えられる。
しかし、エンジンオイルは規定値にある場合には、何が原因で油圧が低下するのだろうか?

 エンジンオイルが規定値にあるのにも関わらず油圧の警告が鳴る場合には、オイルポンプの故障や、オイル配管の詰まりなどが考えられる。
どちらが原因だったとしても、すみやかに整備工場へ連絡したほうがいいだろう。

【Tips】
オイル交換についてはこちらの記事を参考にして欲しい。
トラックのオイル交換の方法

3.バキューム圧の低下による警告

ブレーキ警告灯
【油圧ブレーキ車は要注意】
 ターボエンジンを除くエンジンは、バキューム圧(負圧)によって燃料をエンジンに送り込んでいる。
このバキューム圧は、燃料を送り込む以外にも、油圧ブレーキの倍力装置などにも利用されている。

 バキューム圧が低下すると油圧ブレーキの効きが悪くなり、走行する上でとても危険な状態になってしまうため警告音が鳴るのである。


【車種によってはブレーキ警告灯が点灯】
 バキューム圧が低下すると、ブレーキの倍力装置が上手く作動せずにブレーキ警告灯が点灯する車種がある。
もし、あなたのトラックの警告音がなった時に、ブレーキ警告灯が点灯していたらバキューム圧の低下が考えられる。


【バキュームホースの異常かも】
 バキューム圧が低下してしまう原因は2つ考えられる。
1つは、エンジン内のシリンダやピストンの摩耗によって、負圧状態を作り出すことが出来なくなっている場合だ。
この場合には、大規模な修理が必要となるため、費用もかなりかかるだろう。

 もう1つは、どこかのバキュームホースが抜けていたり、ホースに亀裂が入って負圧が低下していることが考えられる。
おそらく、バキューム圧の低下の原因の多くはこちらだろう。
自分で箇所を特定できなそうなら、整備工場へ連絡しよう。

4.架装などの格納忘れによる警告

格納忘れ
【うっかりミスで】
 あなたのトラックには、何か架装されているだろうか?
セーフティーローダーやダンプトラックの場合、架装の格納を忘れてしまい警告音が鳴っている可能性がある。

 しっかりと格納されていることを確認してみて欲しい。

おわりに

 いかがだっただろうか。
警告音といっても、このように様々な原因があるということがわかっただろうか。
原因が特定できない場合には、整備工場やディーラーなどに持ち込むしかないが、エア不足や格納忘れが原因となっている場合、その場で対処できるので、一度は自分でチェックしてみた方がいいだろう。
警告音がうるさい...そんな時に、この記事が役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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