【改正】タコグラフの義務化拡大!今後どうなる?

【改正】タコグラフの義務化拡大!今後どうなる?

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タコグラフの義務化拡大
 タコグラフの義務化拡大については、平成23年頃から様々な議論がなされてきた。
平成26年3月26日に行われた「第4回トラックにおける運行記録計の義務付け対象の拡大のための検討会」にて、今後の方針が決まったようだ。

 今回は、今後のタコグラフの義務化拡大についてまとめてみたので、是非読んでみて欲しい。

第1ステップ - 総重量7t以上の事業用貨物車への義務付け

アナログタコグラフ
【平成27年4月より】
 今回行われた運行記録計の義務化拡大の検討会では、タコグラフに対する方針をロードマップ化し、3つのステップに分けて進めていく事にしたようだ。
その第1ステップとなったのが、車両総重量7t~8t、最大積載量4t~5tの事業用貨物車(緑ナンバートラック)へのタコグラフの装着義務化だ。

以下、国土交通省の資料から引用する。

第1ステップ【運行記録計の装備義務付け拡大】(平成26年度)
更なる交通事故削減のため、大型車と並び事故率の高い車両総重量7~8トン(最大積載量4~5トン)の事業用貨物自動車に、運行記録計の装備を義務付ける。

・義務付機器:アナログ式又はデジタル式の運行記録計
・公布:平成26年度中のできる限り早期
・施行:平成27年4月以降:新車購入に適用
・予定:平成28年4月以降:その他の車両は順次適用

国土交通省


 簡単に説明すると、平成27年4月以降に新車購入する車両総重量7t~8t、最大積載量4t~5tの事業用貨物車にはアナログ、デジタル問わずタコグラフを装着しなければならなず、それ以前から登録されていた車両に関しては平成28年4月以降に取り付けを行わなくてはならないということだ。


【現在の装着義務】
 ちなみに現在は、車両総重量8t以上、最大積載量5t以上の事業用貨物車へのタコグラフの装着が義務付けられている。
詳しくは、こちらの記事を参考にして欲しい。
Q.タコグラフって装着義務はあるの?条件は?

第2ステップ - 次世代運行記録計の検討

デジタルタコグラフ
【次世代運行記録計?】
 第2ステップは、次世代運行記録計の検討をする予定のようだ。
そもそも、次世代運行記録計なんて言葉は聞いた事がないが、どのようなものになるのだろうか?

 次世代運行記録計(仮称:スマートタコグラフ)とは、デジタルタコグラフの機能に様々なものを連動させて、より詳細なデータを収集するというものだ。
恐らくスマートフォンに倣ってスマートタコグラフとして普及させるのだろう。
現在検討されている追加機能は、以下の通りだ。

[スマートタコグラフに搭載予定の機能]
  • 瞬間加速度・燃費等の計測(EMSとの統合)
  • IC運転免許の認証による運行管理の徹底
  • ドライブレコーダーとの連動
  • リアルタイムな運行管理や支援
  • 居眠りなどの感知による自動ブレーキ・自動通報
  • 点呼・アルコールチェック
  • 健康や体調管理(食事や睡眠管理支援)
  • 健康診断や適性診断データの管理・支援
  • ビッグデータを活用した事業者評価や分析・対策
  • ビッグデータを活用した配達の効率化など

 こうした次世代運行記録計についての検討を平成26年度~27年度にかけて行うのが第2ステップだ。

第2ステップ【次世代運行記録計についての検討】(平成26~27年度)
技術の急速な発展、運行管理に対するニーズの高度化、更なるコスト削減の要請等を踏まえ、平成26年度より今後求められる、運行管理・支援機能を統合・拡充した「次世代型運行記録計」の実用化・普及加速に向けた検討を行う。

国土交通省


第3ステップ - 次世代運行記録計の普及促進

近未来なカーナビ
こんなタコグラフが登場するかも?
【スマートタコグラフを普及させる】
 第3ステップは、第2ステップで検討された次世代運行記録計(スマートタコグラフ)を普及させようというものだ。
第2ステップまでの状況を踏まえて、平成28年度以降にはトラックだけでなく、バスやタクシーなども含めてスマートタコグラフを普及させるようだ。

第3ステップ【次世代運行記録計の普及促進】(平成28年度以降)
上記の状況を見つつ、バス、タクシー等を含め、将来の「次世代型運行記録計」の普及促進を図る。

国土交通省


おわりに

 いかがだっただろうか。
装着義務が大幅に拡大になる訳ではないが、タコグラフに関しては少しづつ進展していきそうであることがわかる。
今回、デジタルタコグラフの義務化にはならなかったが、次世代運行記録計が登場するころにはアナログタコグラフは珍しいものになっているかもしれない。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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