Q.バッテリーに付いた粉の原因と対処法とは?

Q.バッテリーに付いた粉の原因と対処法とは?

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バッテリーの粉の原因?
Q.車のバッテリーに粉が付いているのですが、なぜ粉が付いてしまうんでしょうか?

久しぶりに車のボンネットを開けたら、バッテリーの端子の部分に粉がたくさん付いている...
確かに、このような事が起こる事がある。
そこで今回は、バッテリーの粉の原因について説明しよう。


              
                                                           

バッテリーの劣化が原因

バッテリーの粉
【サルフェーション?】
 単刀直入に言ってしまうと、バッテリーの劣化が原因で粉が付いてしまっていることが考えられる。
というのも、バッテリー端子の隙間からバッテリー内にある電解液に含まれる硫酸鉛が出てきて、結晶となっているのだ。
ちなみに、このような現象をサルフェーションと呼ぶ。

 なぜ電解液が結晶となるのかというと...

[電解液が結晶になる原因]
  • 長期間バッテリーを放置する
  • 長期間充電と放電を繰り返す

 上記のような理由で、バッテリー液が結晶となってしまうのだ。
またバッテリーの外側にも粉が出てきてしまうということは、バッテリーの内部には粉がもっと付着しているということなのだ。


【粉は電気を通さない】
 ここで問題となるのが、なんと硫酸鉛の結晶は電気を通さないのである。
つまり、端子が硫酸鉛の結晶だらけになってしまうと、接触不良を起こしてしまう可能性が高まるのだ。

 また、先述したようにバッテリー内部(電極)も粉だらけになっていた場合にはバッテリー内の電気の流れが悪くなり、バッテリーの性能が低下している可能性が十分にある。

 では、バッテリー端子に粉が付いていた場合には、どうすればいいのだろうか?

粉がついた時の対処法

お湯
【1.お湯で洗い流す】
 可能であれば、お湯を用意してそのままバッテリーの粉にかけてみて欲しい。
この粉は、お湯で簡単に落とすことが出来るのだ。

 お湯がない場合には、端子を外してワイヤーブラシなどで粉を落とす。
その場合に注意しなくてはならないのが、この粉を吸い込んでしまったり目に入ったりしないようにすることだ。
粉が目に入ると最悪の場合、失明してしまう事もあるそうだ。

 この際、端子やターミナルにサビなどを見つけたらサンドペーパーなどで軽く落とすと良いだろう。


【2.端子にグリスを塗る】
 粉をキレイに落とすことができたら、バッテリー端子からターミナルを取り外し、端子をグリスアップしよう。
その際に注意することは通電するグリスを塗るということだ。
間違えても絶縁タイプのグリスを塗らないようにしよう。

 グリスを塗ることで、端子の酸化・腐食防止となる他、端子とターミナルの密着率が高まるため、通電の効率が良くなるのである。
グリスアップが完了したら端子とターミナルを繋いで完了だ。


【それでも粉が付いてしまう場合は】
 再び粉が付いてしまったり、バッテリー上がりを起こすようになってしまった場合には、残念だがバッテリーの交換が必要となる。
バッテリーの交換方法については、こちらの記事を参考にして欲しい。
トラックのバッテリーの交換方法

おわりに

 いかがだっただろうか。
バッテリーに粉が付いてしまう原因は、主にバッテリーの劣化であるということがわかっただろうか?
また、粉が付いた場合にはお湯で洗い流し、グリスアップすることで一時的に対処することが出来るが、基本的にはバッテリーを交換したほうが確実だろう。
この記事が、あなたにとって少しでも役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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