トラックの突入防止装置とは

トラックの突入防止装置とは

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突入防止装置とは?
 スポーツカーなど車高の低い車がトラックに追突してしまった時に、トラックの下に潜り込むのを防止するため突入防止装置というものがトラックに取り付けられているのをご存知だろうか?

 今回は、トラックの突入防止装置についてまとめてみたのでなにかの参考にして欲しい。


              
                                                           

突入防止装置ってなに?

突入防止装置
【車両の潜り込みを防ぐ】
 装置という言葉を聞くと、何か画期的なものを想像してしまうが、実は突入防止装置はとても単純なものである。

 突入防止装置とは、後方の車両が突入してきた際に車両に潜り込ませないためのリアバンパーのようなもののことである。
主に、車高の高い車に取り付けなければならないものだ。

 突入防止装置を取り付けなければならない車両や、取り付けに関しては下記で説明する保安基準で決められている。


【Tips】
巻き込み事故の被害を軽減する、巻き込み防止装置についてはこちらの記事を参考にして欲しい。
トラックの巻き込み防止装置とは

突入防止装置の保安基準って?

突入防止装置その2

取り付けの義務がある車両


【車両総重量によって異なる】
 実は、突入防止装置の取り付けを義務付けられているのはトラック限らず、普通自動車も対象となっているのだ。

 しかし、全車両が対象という訳ではなく車両後方の下縁が決められた高さを超えてしまっている車両が対象となるようだ。


[突入防止装置の高さ]
車両総重量7t以上
空車状態での車両後方の下縁の高さを550mm以下にすること
車両総重量3.5t~7t
空車状態での車両後方の下縁の高さを600mm以下にすること
車両総重量3.5t未満
空車状態での車両後方の下縁の高さを700mm以下にすること

 あなたの車両が上記の下縁の高さを超えるようなら、それ以下にするように突入防止装置を取り付けなければならない。

 しかし、突入防止装置といっても、どのような物を付ければいいのだろうか?



突入防止装置自体の基準


【車両総重量7t以上のものは...】
 突入防止装置自体の基準というのも、やはり車両総重量によって異なる。
具体的には、車両総重量7t以上か未満かで分かれており、7tを超える物は下記の用に記されている。

車両総重量が7t以上の自動車にあっては、車体後面の構造部(車枠又は車体で構成されるものであって、他の自動車が追突した場合に追突した自動車の車体前部が突入することを突入防止装置と同程度以上に防止することができる構造部をいう。以下同じ。)が、その構造部の平面部の車両中心面に平行な鉛直面による断面の高さが100mm以上あって、その平面部の最外縁が後軸の車輪の最外側の内側100mmまでの間にあること。

道路運送車両の保安基準


 要約すると両側のタイヤの外側から、その内側10cm以内の長さで、縦幅が10cm以上の突入防止装置を取り付ける、ということのようだ。


【車両総重量3.5t~7t未満のものは...】

車両総重量が7t未満の自動車にあっては、車体後面の構造部が当該自動車の幅の60%以上(最後部の車軸中心から車体の後面までの水平距離が1,500mm以下のものは当該自動車の車枠後端の幅以上。)であること。

道路運送車両の保安基準


 上記の基準である縦幅10cm以上という条件かつ、長さは車幅の60%以上の突入防止装置を取り付ける必要がある。


【車両総重量3.5t未満のものは...】

貨物の運送の用に供する普通自動車(車両総重量が3.5t以下のものに限る。)に備える突入防止装置は、堅ろうであり、かつ、板状その他他の自動車が追突した場合に追突した自動車の車体前部が突入することを有効に防止できる形状であって、その長さは、これを備える自動車の幅の60%以上であること。

道路運送車両の保安基準


 車両総重量が3.5tに満たない車両の場合、突入を防止できる形状であり、車幅の60%以上の長さがある突入防止装置を取り付ければ良いようだ。

おわりに

 いかがだっただろうか。
突入防止装置とは、追突された時に車両の下に潜り込むのを防ぐ装置のことであり、保安基準によって決められた取り付けの基準を守る必要があるということがおわかりいただけただろうか。
この記事が、少しでもあなたの役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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