トラックのギアが入りにくい時の原因と対処法

トラックのギアが入りにくい時の原因と対処法

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ギアが入りにくい時は...
 あなたは、トラックを運転している最中にギアが入りにくいと感じた事はないだろうか?
もちろん正常な場合にはギアが入りにくくなる事はないので、なにか原因があるはずだ。

 そこで今回は、トラックのギアが入りにくくなる原因や対処法についてまとめてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

ギアが入りにくくなる原因とは

クラッチ

シンクロメッシュ機構の寿命かも


【シンクロメッシュ機構って?】
 マニュアルのミッションには、ギアを操作を容易に行うためにシンクロメッシュ機構というものを備えている。

 昔のマニュアル車は、変速の度にエンジンの回転数を合わせなければギアを入れることができなかった。
それを補助するために付けられたのが、シンクロメッシュ機構である。

 しかし、シンクロが消耗してしまうと、ギアが入りづらくなってしまうのだ。

 というわけで、あなたのトラックのギアが入りにくい原因はシンクロメッシュ機構の寿命の可能性がある。


【修理代など】
 シンクロメッシュ機構を交換するには、ミッションの奥深くまで分解する必要があり、とても手間のかかる作業である。

 現在では、そこまで手間のかかる整備をする事は少ないためミッションを乗せ換えた方が安上がりだと言われている。
ちなみに、リビルトミッションを購入すると数十万円はかかるので覚悟しておこう。


【Tips】
リビルトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にして欲しい。
Q.自動車のリビルト品とはなんですか?



クラッチが切れにくくなっているのかも


【クラッチディスクやレリーズベアリングが原因?】
 シンクロメッシュ機構以外にギアが入りにくい原因として考えられるのが、クラッチディスクや、クラッチを切るために重要なレリーズベアリングの寿命によるクラッチが完全に切れなくなっている状態なのかもしれない。

 極端に言うと、クラッチペダルを完全に踏み込んでも半クラッチ状態になっていてギアが入りにくいということだ。

 クラッチの切れが悪くなった時の確認方法は簡単で、エンジンをかけた状態ではギアが入りにくく、エンジンを切ると簡単にギアが入るかどうかというもので、エンジンを切った状態でギアが入るようであればクラッチを疑ってもいいだろう。


【修理代など】
 クラッチディスクやクラッチカバー、レリーズベアリングといった一式を交換すると、部品代、交換工賃込みで¥50,000~¥60,000はかかると思っていいだろう。
もちろん車種や整備工場によって費用は異なるので、行きつけの工場やディーラーなどに相談してみよう。

ギアが入りにくい時の対処法

クラッチペダル

ダブルクラッチ


【シンクロが原因の場合】
 シンクロが原因でギアが入りにくい場合、ダブルクラッチというテクニックで対処することができるだろう。

 ダブルクラッチとは、もともとシンクロメッシュ機構がない時代のテクニックなのでシンクロメッシュ機構が弱った車両には有効なはずだ。

 ダブルクラッチのやり方については、こちらの記事を参考にして欲しい。
ギアを入れやすくする!ダブルクラッチのやり方とは



クラッチワイヤーの調整


【クラッチの切れの悪さが原因の場合】
 クラッチが切れにくくなった場合には、クラッチワイヤーを調整することで一時的にギアを入れやすくすることが出来るはずだ。
整備などに慣れていない人は、整備工場でクラッチワイヤーを調整してもらおう。

 ちなみにクラッチワイヤーの調整はあくまで一時的な対処法なので、なるべく早くクラッチを交換したほうが良いだろう。

おわりに

 いかがだっただろうか。
ギアが入りにくい原因は、シンクロメッシュ機構かクラッチに原因があることが多い。
シンクロメッシュ機構の場合にはミッションの載せ替えをしなくてはならないが、クラッチの場合には乗用車や小型トラッククラスで¥50,000~¥100,000で修理することが出来るのでなるべく早く修理したほうが傷は浅く済むだろう。

 対処法に関しては、シンクロメッシュ機構の場合はダブルクラッチ、クラッチの場合はクラッチワイヤーの調整で一時的に凌ぐことが出来るはずだ。
あなたのトラックのギアが入りにくい時に、この記事が参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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