カウンターウェイトとは

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カウンターウェイトとは
 あなたはカウンターウェイトをご存知だろうか?

 人によっては聞き馴染みのない言葉だと思うが、クレーンなどの重機を使用する作業の際に必要となる重要なものなのだ。
そこで今回は、カウンターウェイトについてまとめてみたので是非読んでいただきたい。


              
                                                           

カウンターウェイトについて

重心を安定させる役割


【横転防止】
 カウンターウェイトと一口に言っても、運動学などにも使われる幅広い用語であり、説明が難しくなってしまうので、ここではクレーンやフォークリフトといった重機についてのみ紹介する。

 主にカウンターウェイトと言えば、吊り合いを取るために使用される重りのことであり、重いものを吊上げる際に横転を防ぐ役割がある。
ちなみに、重心を安定させるためにエレベーターなどにも使われている。

 カウンターウェイトの原理を簡単に説明すると、重量のある荷物を吊上げる際に、その方向に倒れてしまわないように吊上げ方向とは反対側にカウンターウェイトを乗せることでシーソーのようにバランスを取るといったものだ。




オールテレーンクレーンのカウンターウェイト

クレーン車に使用されるカウンターウェイト


【200t近いカウンターウェイトも】
 トラックに架装するタイプの小型のものでは、アウトリガーと呼ばれるアームをで車体を支えるため、カウンターウェイトを使用することはない。
しかし、オールテレーンクレーンなどといった大型クレーン車の場合には、カウンターウェイトを積んで作業することがほとんどだ。

 というのも大型のオールテレーンクレーンは、最大の吊り上げ荷重が550tもあるのに対し、車両総重量は45tほどしかなかったりするためである。
そういった場合には、200t近いカウンターウェイトを搭載することで安定した作業を行うことが出来る。
※ちなみに、550tもの荷物を吊上げるにはブームは3mほどしか伸ばせない。


【カウンターウェイトは別で運ぶ】
 基本的には、カウンターウェイトを積載した状態で走行することは出来ないので(道路が痛むため)、カウンターウェイトはトレーラーなどで別に運ぶ必要がある。

 200tのカウンターウェイトといってもは、10t~20tに小分けされた小さな物を作業現場で組み上げる。
そのため、トレーラーを何台も使用しなければならない。
※200tのカウンターウェイトの場合、20t積みのトレーラーでも10台は必要になる。




フォークリフトのカウンターウェイト

フォークリフトに使用されるカウンターウェイト


【運転席後方に装着】
 フォークリフトは、前方に付いているツメを利用して重量のある荷物を持ち上げることが出来る。
この場合、前方に重心が傾いてしまうため後方にカウンターウェイトを付ける必要がある。

 フォークリフトにカウンターウェイトを装着しているところなんて見たことがない!という人もいるだろう。
実はフォークリフトにも目立たないながらに、カウンターウェイトを装着しているのだ。

 フォークリフトの運転席の後方が少しふっくらしているのをご存知だろうか?
実は、後方の膨らみの部分がカウンターウェイトになっているのである。

 そのため、小型のフォークリフトでも車両総重量はかなり重く、最大荷重3.5tのものでも、車両総重量は6tを超えるほどだ。


【Tip】
 フォークリフトの場合、運転席の下にあるエンジンやバッテリーもカウンターウェイトの役割を果たしている。
意外にもエンジンはともて重量があったりするのだ。


カウンターウェイトに関する動画

 この動画は、オールテレーンクレーンのカウンターウェイトを分解し、トラックに積み込む様子を撮影したものである。


おわりに

 いかがだっただろうか。
カウンターウェイトとは、バランスを取るために使用される重りのことであるということがおわかりいただけただろうか?
作業現場などにおいては、クレーンやフォークリフトに使用されていて横転防止の役割を担っているのだ。
あなたがカウンターウェイトについて調べている時にこの記事が参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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