Q.MT車のダブルクラッチとは?どんな意味があるの?

Q.MT車のダブルクラッチとは?どんな意味があるの?

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ダブルクラッチとは?
Q.MT車のダブルクラッチとはどのようなことですか?
また、ダブルクラッチをすることでどんな意味があるのでしょうか?

MT車を運転する上で行うクラッチ操作の1つにダブルクラッチというものがある。
今回は、ダブルクラッチとはどういったものかをまとめてみたので、MT車を運転する際の参考にして欲しい。


              
                                                           

ダブルクラッチについて

ミッション

ダブルクラッチとは


【変速を補助するテクニック】
 通常、マニュアル車のギアチェンジは、クラッチを踏み込んでシフトレバーを操作してクラッチを離す、という一連の流れで行う。
実は、現在のマニュアル車のトランスミッション(変速機)には「シンクロメッシュ機構」というものが備わっており、このシンクロメッシュ機構のお陰で変速を容易に行うことが出来るというのをご存知だろうか。

 シンクロメッシュ機構には、変速前のギアの回転と変速後のギアの回転数を同調して噛み合うようにしてくれるという役割がある。

 しかし昔のマニュアル車はシンクロメッシュ機構がないためシフトノブを思ったギアに入れることができないのである。
シンクロメッシュ機構のないトランスミッションの場合、ギア同士をうまく噛み合うようにするために、運転者が自分でギアの回転を合わせてからシフトノブを操作しなければならなかった。

 そこでダブルクラッチの登場である。
変速を行う際に、シフトアップするギアの比率を考慮してエンジンの回転数を合わせて変速するというテクニックのことで、シンクロのないMT車には必須の技術である。


[ダブルクラッチの例]
  • ギア:2速
  • エンジン回転数:5000回転
上記の状態から、減速比2.5の3速にシフトアップしたい場合にアクセルを吹かす事で、エンジンの回転数を10000回転に合わせてシフトノブを操作する。

という感じでシフトチェンジを行うのである。


【Tips】
 ダブルクラッチのやり方については、別の記事で紹介するので、しばらくお待ちいただきたい。

現代においてダブルクラッチをする意味

古めのトラック

ギアを繋ぎやすくする


【寒い日にも有効】
 現在、街で見かけることがあるMT車のほとんどは、上記で説明したシンクロメッシュ機構が搭載されたものである。
では、シンクロメッシュ機構が搭載されたMT車でダブルクラッチを行う意味はあるのだろうか。

 実は、このシンクロメッシュ機構は完璧なものではなかったりするのだ。
例えば、寒い日の朝一で車に乗った時にギアが入りにくいと感じた事はないだろうか。
そんな時に、ダブルクラッチをするとスムーズに変速をすることができるのだ。

 また、バックギアにはシンクロが付いていない車種もあるため、バックに入れる際に「ギィィィー!」と音が鳴ったという経験をしたことがある人もいると思う。
そんな時にも、一度ダブルクラッチをすることでスルッとバックギアに入れる事ができるのである。


【古めのトラックにも】
 古めのトラックはギアが入りにくいものが多かったりする。
そんなトラックでも、ダブルクラッチをすることでスムーズに変速を行うことが出来る。



カッコつけ


【MT車に乗っている感じが出る】
 特に意味もなく、ダブルクラッチを行う人もいるが、そういう人は大抵がMT車に乗っているというカッコつけである事が多い。
また、社外マフラーに交換している場合には、マフラーの音を楽しんでいるということもある。

シンクロメッシュ機構に関する動画

 この動画は、シンクロメッシュ機構の働きを解説している動画である。


おわりに

 いかがだっただろうか。
ダブルクラッチとは、ギアを入れやすくするためのテクニックのことで、シンクロメッシュ機構のない時代に多用されたものであるということがおわかりいただけただろうか。
また現代においても、ギアが入りにくい時に有効なテクニックであるので、あなたのMT車のギアが入りにくい時に試してみて欲しい。
その際に、この記事が参考になれば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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