Q.タイヤのプライで車検に受からなくなるの?

Q.タイヤのプライで車検に受からなくなるの?

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タイヤのプライと車検
Q.トラックの車検の際に適合した荷重指数(プライ)のタイヤじゃないと合格しないと聞いたのですが、本当ですか?

確かに、トラックやバンなどの貨物車は、タイヤの荷重指数によっては車検を通す事ができない。
今回は、タイヤのプライと車検についてまとめてみた。

タイヤのプライについて

タイヤのプライ

プライとは荷重指数のこと


【カーカスコードの層】
 トラックのタイヤには、14PRや16PRなどといったPRという単位の項目がある。
これはプライと言い、タイヤの内部にあるカーカスコードの層の枚数を表していて、荷重指数のことでもある。

 つまり、14PRなら14枚の、16PRなら16枚のカーカスコードの層が入っているということになる。
しかし現在では、技術の発展に伴い、10枚でも14PR分の強度を確保することが出来るようになったため、必ずしもプライの数だけカーカスの層があるとは限らない。

 ちなみに、最近では「ロードインデックス」という新しい荷重指数が普及しているため、全てのタイヤにプライが書いてあるわけではない。


【強度が高まる】
 プライの数が上がれば上がるだけ、そのタイヤが耐えることが出来る荷重が増える。

 そのため、その車両に合ったタイヤを、例えば重い車両には18PRなどの強度の高いタイヤを、軽い車両には6PRなどの相応の強度のタイヤを装着するように設計されているのだ。

 新車時には適合しているタイヤを履いていたが、何度かタイヤ交換を行う内に元々のプライ数がわからなくなってしまった場合、車検に通るのだろうか。

車検に受かるプライについて

車検検査員

車両の荷重よりも強度のあるタイヤを


【タイヤサイズによって異なる】
 車検の際に重要となるのは、タイヤの荷重指数がトラックの前軸重、後軸重を上回る強度があるかどうかだ。
その荷重を上回るプライのタイヤか、荷重を上回るロードインデックスのタイヤを装着していれば良いということである。

 前軸重と後軸重に関しては、車検証に記載されているため簡単に知ることが出来るだろう。
しかし、タイヤの耐荷重に関しては、そう簡単にわからないのである。

 というのも、単純にプライ数だけではタイヤの耐荷重がどれほどなのかがわからないのだ。
なぜなら、同じプライ数でもタイヤサイズによって荷重強度が変わってくるからである。
※ちなみにロードインデックスの場合は、タイヤサイズは関係しない。


【軽トラック・小型トラックの場合】
 軽トラックや小型トラックに関しては、タイヤサイズ別の荷重指数表があるので下の画像を参考にしていただきたい。
大型トラックなどの場合には一覧のようなものが見つからなかった。


【タイヤメーカーに問い合わせてみる】
 上記の理由から「このトラックにはこのプライ数のタイヤ」ということが言えないのである。
そこで、現在履いているタイヤのメーカーに問い合わせてみるのが手っ取り早いだろう。

 ある程度のタイヤサイズの場合は、メーカーでまとめられているので参考にして欲しい。
負荷能力一覧

【Tips】
タイヤサイズなどの見方については、こちらの記事を参考にしていただきたい。
Q.タイヤのサイドウォールマーキングの見方とは?


プライ一覧表1
プライ一覧表2

荷重よりも強度の低いタイヤを履いていたら...

 もし、トラックの荷重を支える事ができないタイヤを履いていたら、すみやかに適合するタイヤに履き替えていただきたい。
というのも、車検に通る通らないとは関係なく、とても危険だからである。

 そのトラックに乗り続けることで、バーストやセパレーションを起こす可能性がとても高まってしまう。
あなたのトラックに適合した荷重指数のタイヤを装着していただきたい。

【タイヤに関する記事】

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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