Q.深ダンプなどで運搬する脱水ケーキとは?

Q.深ダンプなどで運搬する脱水ケーキとは?

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脱水ケーキとは
Q.深ダンプなどで運搬する脱水ケーキとはなんですか?

土砂以外のものを運搬する深ダンプは様々なものを運搬することができる。
今回は、その中の1つである脱水ケーキと、それを運ぶ深ダンプについてまとめてみた。

脱水ケーキについて

脱水ケーキ

脱水ケーキとは


【汚泥を脱水したもの】
 脱水ケーキとは、下水の汚泥や、粘土などを濃縮・脱水などの処理を行って水分を飛ばした土のような固形物である。
しかし、脱水した固形物ではあるが、50~80%の水分を含んでいるのが特徴だ。

 バキュームダンパーなどで収集した汚泥を「フィルタープレス」「ベルトプレス」「真空脱水機」などの機器を利用して脱水を行って脱水ケーキにするようだ。


【脱水ケーキの用途】
 脱水ケーキは以下のように様々な用途で使用される。

  • 石灰などに混ぜてセメントの原料として利用する。
  • 窒素やリンが含まれているので、発酵・乾燥をして肥料にする。
  • 燃やした際に発生するガスを利用して発電を行う。


脱水ケーキを運搬する深ダンプ

アオリが当たる部分にパッキン
アオリが当たる部分にパッキン

通常の深ダンプとは少し違う


【水分が漏れないように加工】
 脱水ケーキと言っても、先述の通り水分が50~80%含まれているため、水分量の多い脱水ケーキを運搬すると荷台の底に水がたまる可能性がある。

 すると、荷台後方のアオリから水が漏れだしてしまう。
それを防止するために、脱水ケーキを運搬する深ダンプにはある工夫がされているのだ。


【リアゲートにパッキン】
 脱水ケーキを運搬する深ダンプのリアゲートがあたる部分にゴムパッキンが付いていて、水分が漏れるのを防止している。

 また、不用意にテールゲートが開かないようにロックが付いていて、ロックとゴムパッキンの2重構造で漏れを防止しているのだ。
※リアゲートのロックは通常の深ダンプにも付いている。


【荷台に傷が付きにくい】
 脱水ケーキはユンボなどの重機で積み込むのではなく、上からホッパーで積みこむことがほとんどなので、荷台に傷が付く可能性が少ない。

 さらに、脱水ケーキ自体が柔らかいので、土砂を積むダンプのように荷台の内部がボコボコになってしまうこともあまりない。

【Tips】
 ちなみに、深ダンプの他にも、アームロールで脱水ケーキを運搬することもある。
深ダンプやアームロールについては、こちらの記事を参考にしていただきたい。


脱水ケーキに関する動画

 この動画は、脱水ケーキを乾燥させて原料にする工程を撮影したものだ。



おわりに

 いかがだっただろうか。
脱水ケーキとは、汚泥を脱水したものであり、様々な用途に使用することができるものである。
また、脱水ケーキを運搬する深ダンプのアオリが当たる部分にはゴムパッキンが付いていて、水が漏れないようになっているという事をおわかりいただけただろうか。

 この記事が、あなたにとって少しでも役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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