ブレーキ鳴きの原因と対策について

ブレーキ鳴きの原因と対策について

あとで読む: このエントリーをはてなブックマークに追加
ブレーキ鳴きの原因と対策
 ふと気が付くと、ブレーキを踏むたびにキーキーと音が鳴っているという経験はないだろうか。

 ブレーキ自体はしっかりと効いているので、問題はないのだが、いかんせんやはり気になってしまうだろう。
そこで今回は、ブレーキ鳴きの原因と対策についてまとめてみたので参考にして欲しい。

ディスクブレーキの鳴きの原因と対策

ディスクブレーキ

ブレーキパッド


【ブレーキパッドの残量不足】
 ディスクブレーキの場合、まず疑うべきなのはブレーキパッドの残量不足だろう。

 ブレーキパッドは、残量がなくなるとパッドに取り付けられた金属がローターに触れて音を出す仕組みになっているのだ。
つまり、愛車からあなたへの合図という訳だ。

 一般的なブレーキパッドは、新品で10mmほどあり、残量が1mm程度になってから交換が必要となる。


[対策]
 この場合は、ブレーキパッドを新品に交換することでブレーキ鳴きは収まるだろう。



摩擦面の共振


【黒板とチョーク】
 ブレーキパッドの残量はまだ残っている場合には、ブレーキパッドとローターの摩擦面が共振している事が考えられる。

 学生時代を思い出してもらいたいのだが、チョークで黒板に文字を書く時に、チョークの角度が悪いと「キィィィー」という心地悪い音が鳴ったことはないだろうか。
簡単に言えば、それと同じことがブレーキ内でも起こっているのだ。

 いわゆる、当たりが悪いというやつである。


[対策]
 当たりが悪い事が原因でブレーキ鳴きを起こしていた場合、ヤスリ等でブレーキパッドの「面取り」を行うことで軽減されるだろう。
またその際に、パッドとピストンが当たる部分にブレーキ用のグリスを塗るのを忘れないようにしよう。



ローターに凹凸


【見落としがちだが】
 ほとんどの方は、ブレーキパッドの目が行きがちだが、実はローターが正常ではないのかもしれない。

 ブレーキパッドの残量がない状態でかなりの距離を走ったり
ブレーキパッドとローターの間に異物が混入したりと、様々な要因でブレーキローターを傷つける可能性はあるのだ。

 このような場合、ブレーキパッドを交換したり、パッドの面取りを行ってもブレーキ鳴きは収まらないだろう。


[対策]
 ブレーキローターの表面をキレイに平らに仕上げには「ローター研磨」を行う必要がある。


ドラムブレーキの鳴きの原因と対策

ドラムブレーキ

ライニングとシューの共振


【振動が原因】
 ディスクブレーキの項目でも説明したが、黒板とチョークの原理はドラムブレーキでも起こる。
ドラムブレーキは、ディスクブレーキよりも分解が困難なので
無理せずに整備工場へ持っていったほうが良いだろう。


[対策]
 共振が原因でブレーキ鳴きをしている場合、ブレーキシューの「面取り」を行うことで軽減される事が多い。



ブレーキダスト


【ドラム内に溜まったダスト】
 ディスクブレーキとは違い、ドラムブレーキは完全に密封されているため、ブレーキ内部にブレーキダストが溜まっていくのだ。

 そのダストがブレーキシューとローターの間に入り込んで、鳴きの原因となることが多い。


[対策]
 ドラムブレーキを分解清掃し、仕上げにグリスアップをして組み上げることで軽減が見込めるだろう。
合わせてブレーキシューの「面取り」を行うのもいいだろう。


ブレーキ鳴きに関すること

ブレーキ鳴き止め剤

簡易タイプの鳴き止め剤


【鳴き止めスプレー】
 上記のような、対策を行うには、ブレーキを分解する必要があるため、整備工場に持ち込む必要がある。
だが、もっと手軽にブレーキ鳴きを止めたい方もいるだろう。

 そこで試してみたいのが、簡易タイプの鳴き止め剤だ。

 特にスプレータイプなら、タイヤを外してブレーキに吹きかけるだけなので簡単に施工することができる。
効果の程はなんとも言えないが、一度試してみてはいかがだろうか。



冬の朝は良く鳴く


【結露が原因か】
 冬の朝や、寒い日の走り始めにブレーキが鳴くといった経験をされている方もいるのではないだろうか。

 これに関しては諸説あり「ブレーキ内部が結露することで鳴きやすくなる」や「一晩の間に少しサビが付くことで鳴きやすくなる」などと言われている。

 どちらにせよ、車体があたたまる頃にはブレーキ鳴きも収まっている事がほとんどなので、あまり神経質になり過ぎないことも必要だろう。

おわりに

 いかがだっただろうか。
一口にブレーキ鳴きと言っても、原因や対策は様々であるということがおわかりいただけただろうか。
あなたがブレーキ鳴きに困ったときにこの記事が役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
このエントリーをはてなブックマークに追加

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)