Q.油圧作動油とは?粘度などについて

Q.油圧作動油とは?粘度などについて

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油圧作動油とは
Q.油圧作動油とはなんですか?
どういったものに使われるのでしょうか?

トラックにもいろいろな種類があるが、その中でもダンプや
クレーンなどは油圧作動油を使用して荷台を動かしたりしているのだ。
今回は、そんな油圧作動油についてまとめてみたので、参考にして欲しい。

油圧作動油とは

クレーン車
【油圧に欠かせない油】
 油圧作動油とは、油圧の力を利用する時に必要な油のことである。
この油圧作動油に圧力をかけたものを油圧というのだ。

 つまり、油圧作動油がないと、油圧式のダンプやクレーンは動かなくなってしまうほど重要なものなのである。


【油圧作動油が必要なトラック】
 先ほど少し触れたダンプや、クレーンの他にも油圧式で動作するトラックはいろいろある。
例えば、以下の様な架装をしているトラックだ。

  • クレーン車
  • ダンプトラック
  • ミキサー車
  • セーフティーローダー
  • パッカー車
  • 散水車
  • 高所作業車

 たくさんの種類のトラックが油圧で動いていることがわかるが、これはほんの一部にしか過ぎず、実際には本当に様々なところで油圧は使用されているのだ。
特に、重機などはほとんどが油圧式だと言っても過言では無いだろう。


油圧作動油の種類

鉱物油

種類


 一口に油圧作動車と言っても、大きく3種類に分けることが出来る。

【鉱物作動油】
 一般的な油圧機器に使用することが出来る作動油だ。


【耐摩耗性鉱物作動油】
 こちらは、圧力が強くかかったり、高速で動くような油圧機器に適している作動油だ。
機器の摩耗や、焼きつきを防ぐのに使用される。
トラックには、耐摩耗性のものを使用することが多いようだ。


【難燃性作動油】
 上記の2つは、火が付いたら燃えてしまうが、この難燃性作動油は火が引火しにくくなっている。
そのため、火災などの危険がある航空機の油圧機器などに使用される。




柔らかそうな油

油圧作動油の粘度


 油圧作動油には、使用する油圧機器によって様々な粘度を
ラインナップしていることがほとんどだ。
基本的に粘度は、「ISO粘度グレード」という規定に沿って作られているものがほとんどである。
油圧作動油で使用する事が多い粘度グレードは以下のように
分かれている。

【ISO粘度グレード】
  • VG10
  • VG22
  • VG32
  • VG46
  • VG68
  • VG100
  • VG150
  • VG220

 この中でも、トラックの架装に使用されるのは、「VG32」「VG46」が多い。




スーパーハイランド

各メーカーの油圧作動油


 油圧作動油を製造しているメーカーと、主な作動油を紹介しよう。

JX日鉱日石
製品名:スーパーハイランドSE
種類:耐摩耗性作動油
粘度:22・32・46・56・68
公式ページ:スーパーハイランドSE
コスモ石油
製品名:コスモスーパーエポックUF
種類:耐摩耗性作動油
粘度:32・46・68
公式ページ:油圧作動油
昭和シェル
製品名:シェルモーリナS1BJ
種類:鉱物作動油
粘度:32・46・68・100・150・220
公式ページ:シェルモーリナS1BJ
出光興産
製品名:ダフニースーパーハイドロA
種類:耐摩耗性作動油
粘度:22・32・46・68・100・150
公式ページ:ダフニースーパーハイドロA
モービル
製品名:モービルDTE10エクセル
種類:耐摩耗性作動油
粘度:15・22・32・46・68・100・150
公式ページ:モービルDTE10エクセル


【Tips】
油圧機器の作動油は定期的な交換が必要だ。
もし、全然交換していないのなら、すぐにでも交換した
ほうが良いだろう。
交換方法や交換時期などは、各説明書などに記載されているはずだ。

おわりに

 いかがだっただろうか。
油圧作動油とは、トラックの油圧式架装や、重機などを動かすのに必要な油であるということを
おわかりいただけたと思う。
あなたも、油圧機器を所有しているのなら、定期的に交換したほうが良いだろう。
その際に、この記事が少しでも役に立てれば幸いである。

【関連記事】
Q.ダンプの作動油の入れ方は?

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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  • 2015/06/22 15:14
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