Q.エアドライヤーの仕組みとは?

Q.エアドライヤーの仕組みとは?

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エアドライヤーの仕組みとは
Q.トラックに装着されているエアドライヤーとは、どのような仕組みになっているのでしょうか?

4tトラッククラスよりも大きいトラックのほとんどに装着
されているのがエアドライヤーだ。
今回は、エアドライヤーの仕組みなどについてまとめてみた
ので、参考にして欲しい。


エアドライヤーとは

エアドライヤー
 中型~大型トラックには高確率でエアブレーキなどを使用
するためのエアコントロールシステムを装着している。
圧縮空気を利用するこのシステムはとても便利で、エアブレーキの他にもエアサスやエアホーンなど様々なものに利用している。

 しかし、圧縮空気は水分が多く、さらに圧縮空気を作るためのコンプレッサー中のオイルなんかも含まれてしまうのだ。
そんな空気では、いろいろなところに不具合が生じてしまい、安全に運転することは出来ないだろう。

 これらの事を防ぐために、エアコントロールシステムには
エアドライヤーを装着しているのだ。
エアドライヤーは圧縮空気内の水分とオイルを取り除くためのフィルターのような役割をしているである。


【Tips】
エアブレーキについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして欲しい。
Q.エアブレーキの仕組みとは?踏み方のコツなどは?

エアドライヤーの仕組み

エアドライヤーの乾燥剤
 エアドライヤーの仕組みは、それほど複雑なものではない。

 エアドライヤーの中にはネコのトイレにでも使用するような白いツブツブした乾燥剤が入っている。
コンプレッサーで作られた圧縮空気は、使用される前にこの
乾燥剤を通過し、水分とオイルを取り除いてから
各機関へと
伝わる。
その際に乾燥させた圧縮空気をエアドライヤー内に少しだけ
残しておき、その空気を再び乾燥剤に吹きかける。
その空気は、エアドライヤーの下部にあるバルブから排出され
乾燥剤の湿気を取る
という仕組みになっているのだ。

 しかし、乾燥剤に蓄積される水分は抜くことが出来ても、
オイルを抜くことは出来ないのだ。
オイルで劣化してしまったエアドライヤーでは、圧縮空気を
キレイにすることが出来ずに、各機関は不具合を起こす可能性が高まってしまう。
そのため、定期的に乾燥剤を交換する必要がある。
(100,000kmに一度は交換しよう)


【Tips】
ディーラーにてエアドライヤーのオーバーホールを依頼
すると、¥50,000前後はかかるようだ。
部品だけを購入するのは車種にもよるが¥20,000前後
のようである。



エアドライヤーの問題点

オイルキャッチャー
 トラックには必要不可欠なエアドライヤーだが、このエアドライヤーにも問題点があるのだ。

 というのも、先述したとおり、乾燥剤を乾燥させるために
バルブから空気を排出する仕組みになっているが、この排出が問題になっているようだ。

 オイルにより劣化してしまった状態のエアドライヤーの
バルブでは、空気と共にオイルが排出されてしまうのだ。
この排出されたオイルが納入先の床を汚してしまい始末書を
提出したり、場合によっては出入り禁止になってしまうこともあるようだ。


【オイルキャッチタンク】
 この問題を解決するために開発されたのが、エアドライヤー用のオイルキャッチャーである。
エアドライヤーのバルブの先にホースを取り付け、その先には小さなタンクを設置するのだ。

 これによって、不用意にオイルを垂れ流すことなく、納入
することが出来る。

 あなたも、エアドライヤーのオイルに悩んでいるようなら
取り付けてみてはどうだろうか。

エアドライヤーに関する動画

【エアドライヤーの仕組み】
 エアドライヤーは、このように動作している。




【バルブの仕組み】
 エアドライヤーの下部についているバルブはこのような仕組みになっている。




【乾燥剤が汚れる仕組み】
 乾燥剤は、このように汚れていく。
ちなみに、青い玉が水分で、赤い玉がオイルだ。




おわりに

 いかがだっただろうか。
エアドライヤーは、トラックには重要な部品であることがおわかりいただけただろうか。
もし、エアドライヤーのメンテナンスをしていないようなら、今すぐにでも点検してもらったほうが良いかもしれない。

 この記事が、あなたにとって少しでも役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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