Q.ディーゼル車のアドブルーの凍結温度とは?

Q.ディーゼル車のアドブルーの凍結温度とは?

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アドブルーの凍結温度
Q.ディーゼル車のアドブルーの凍結温度とは、どれくらいですか?

ディーゼル車に搭載されている尿素SCRシステムには欠かすことの出来ないアドブルー。
しかし、冬場の寒い時期にはアドブルーが凍結してしまう可能性がある。
そこで今回は、アドブルーの凍結についてまとめてみたので
参考にして欲しい。

アドブルーの凍結

凍結している

アドブルーの凍結温度

【尿素SCRシステムとアドブルー】
 ディーゼル車の排ガス規制ではNOxが厄介な存在となる。
そこで考え出されたものが「尿素SCRシステム」というものだ。

 仕組みを簡単に説明すると排気ガスにアドブルー(尿素水)
を噴射することでNOxを窒素と水にしてしまう
というもの。

 そのため、尿素SCRシステムを搭載しているディーゼル車には、アドブルー用のタンクが必要になる。
しかしアドブルーは寒さに弱く、凍結してしまう可能性があるのだ。


【アドブルーの凍結温度】
 アドブルーの凍結温度は、およそ-11℃となっている。

 関東や関西では問題ないだろうが、東北や北海道などの極寒の地では凍結する可能性は高い。
では、アドブルーが凍結してしまったらどうなってしまうのだろうか...




アドブルー用タンク

アドブルーが凍結するほどの気温になったら


 もし、アドブルーが凍結するほどの気温になってしまった
場合、尿素SCRシステムはどうなるのだろうか、と疑問に思うだろう。
しかしその点は、あまり気にする必要はなさそうだ。

 というのもアドブルーが凍結することを考慮して、様々な
工夫がされているのだ。
例えば、トラック製造の大手のいすゞでは、冷却水を循環させることでアドブルーの凍結を防いでいる。
また、エンジンを止めるとアドブルーを吸い上げる仕組みに
なっているので、尿素SCRシステムの中でアドブルーが凍結してしまうこともなさそうだ。

 しかし、アドブルーの残量が少ない状態だと、タンクの中でも凍結してしまい、溶けるのを待たないとエンジンをかけることが出来ないようだ。
※トラックの場合は、燃料を2回~3回入れた時にアドブルーを1回補給するようだ。

 BMWのアドブルー搭載ディーゼル車(乗用車)では、アドブルーの凍結防止のためにアドブルーのタンクを2つに分けている。
1つは電気で動くヒーターを使用して凍結を防ぎ、もう1つはマフラーの近くに設置し、排気の温度で凍結を防ぐというものだ。
始動時にアドブルーが凍結してしまっていても、ヒーターで溶かすことが出来るのは便利だ。
※乗用車の場合は、20,000km/h走行したらアドブルーを補給するようだ。
トラックのように頻繁ではない。


【Tips】
 ちなみにヨーロッパなどでは尿素SCRシステムを使用した乗用車が増えているが、日本国内では尿素SCRシステムを搭載している乗用車は製造されていない。
その代わりに、トラックでは使われることが多い。

おわりに

 いかがだっただろうか。
アドブルーは-11℃になると凍結してしまうが、車両側には凍結しないようにする仕組みがある
ことがおわかりいただけただろうか。
しかし、エンジンの始動時には凍結がひどく、溶かさないとエンジンがかからないことも
あるようだ。

 この記事があなたにとって役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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