トラックの内輪差とは?計算方法など

トラックの内輪差とは?計算方法など

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トラックの内輪差の計算方法
 あなたは、トラックに乗る時に内輪差に気をつけて乗っているだろうか。

 内輪差に気をつけなければ重大な事故を起こしてしまう可能性もある。
今回は、内輪差とはなんなのか、計算方法などについてまとめてみたので参考にして欲しい。

内輪差について

内輪差による事故

内輪差とは


 内輪差とは、車体をカーブさせた時に前輪の軌道と後輪の
軌道の間に生じる差
のことである。

 基本的にトラックや乗用車は前軸操舵(前輪側が左右に動く)で曲がり角を曲がる。
そのため後軸は、前軸に付いていくことになり、前軸が描く
半径よりも小さな半径で曲がる
ことになるのだ。

 内輪差が生じる事でどのような問題が発生するだろうか。



内輪差によって起こる問題


 トラックは車体が大きいため、内輪差も乗用車よりも大きくなる。
そのため特に気を付けて運転しなければならない。
というのも、内輪差を気にせずに運転していると
「巻き込み事故」を起こす可能性があるのだ。


【巻き込み事故?】
 特にトラックは、運転手の位置が前軸に近いため、カーブを曲がる際にハンドルを早め切りがちになってしまう。
すると、後軸は内輪差によって曲がり角の周辺に衝突してしまう事があるのだ。
こういった事故を巻き込み事故という。

 壁や塀に車体を擦ってしまうくらいなまだましだが、もし
そこに人でもいたら大変な事故になってしまう。
なので、内輪差には十分気をつけて運転しなければならない。

内輪差の計算方法

この範囲が内輪差となる
 はたして自分が乗っているトラック、あるいは乗用車は
どれほどの内輪差が生じるのだろうか。

 内輪差を計算する際に、通常であれば、
  • ホイールベースの長さ
  • トレッドの長さ(車幅)
  • ハンドルの切れ角

などを考慮して計算するが、これらの数値を把握している人は少ないのではないのだろうか。
さらに複雑な計算式では、計算するのも嫌になってしまう。

 そこで今回、私が紹介するのは、とても簡単な計算式だ。
※この計算式で出す内輪差は正確なものではなく、目安程度のものだ。

【簡単な内輪差の計算方法】
内輪差=ホイールベース÷3

 これで求めることが出来るはずだ。

 大型トラックのいすゞ・ギガ(ホイールベースは7,125mm)の内輪差を簡単に計算すると以下のようになる。
7,125mm÷3=2,375mm
となる。

 軽自動車のスズキ・ワゴンR(ホイールベースは2,425mm)の内輪差を簡単に計算すると以下のようになる。
2,425mm÷3=808mm
となる。

 乗用車とトラックでは内輪差にもかなりの差があることが
おわかりいただけるはずだ。

内輪差に関する動画

 この動画は、スタントマン達による内輪差による巻き込み事故を再現したものである。
しかし、このスタント、本当に巻き込まれてしまっているように見えるが...




 上記で紹介したものは、トラックも自転車も走行中だったが、この動画の1:10辺りからは歩行者が信号待ちをしている体での巻き込み事故の再現だ。




おわりに

 いかがだっただろうか。
トラックを運転する上で、内輪差がいかに大切かがおわかりいただけただろうか。
また、紹介した簡単な内輪差の計算方法で、あなたが乗っているトラックの内輪差を把握しておくのもいいだろう。
この記事があなたにとって役に立てば幸いである。

【合わせて読みたい記事】
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~参考になったら、みんなにも教えよう~
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