Q.最小隣接軸距とはなんですか?

Q.最小隣接軸距とはなんですか?

あとで読む: このエントリーをはてなブックマークに追加
            
最小隣接軸距とは?
Q.最小隣接軸距ってなんですか?

トラックに乗る人でも、隣接軸距(最小隣接軸距)という言葉はあまり聞かないかもしれない。
そこで今回は、最小隣接軸距についてまとめてみたので、参考にして欲しい。


              
                                                           

最小隣接軸距について

昔のトラック

隣接軸距が生まれた背景


 多軸トラックというのをご存知だろうか。
主に軸が3つ以上あるものを多軸トラックと呼んでいて、多く見かけるのが、前輪は1軸で、後輪が2軸のトラックだ。

 トラックでは、1軸あたりの最大荷重は10tまでと決められている。
さらに言うと、昔のトラックは車両総重量が20tまでと決められていて、多くのトラックは車両総重量を20tギリギリになるように作りたかった。

しかしだ。

 単純計算すれば前軸10t、後軸10tで合計20tにはなるが、そうは問屋が降ろさない。
なぜなら、そんなにバランスよく作ることが出来ないし、前軸はシングルタイヤのため許容荷重が6tまでしかないからだ。

 そこで考えられたのが、軸を増やせばいいだろうという安直なものだった。
というわけで、フロント1軸のリア2軸という多軸トラックが作られたのである。

 そうすると、後輪2軸の間の距離はどうするのか。
近過ぎたら許容荷重は稼げないぞ。
では、新しく軸間の制限を設定しよう。
ということで、隣接軸距という言葉が誕生したのである。




これが隣接軸距

最小隣接軸距とは


 ここまで来たら、最小隣接軸距というのがなんなのか薄々
気付いているのではないだろうか。
最小隣接軸距とは、隣り合った軸同士の距離が最も短いもののことである。

 ちなみに最大隣接軸距という言葉を使用する機会はほとんどなく、「特殊車両通行許可」の申請の際に記入するくらいだ。

【隣接軸重】
 後輪の2軸を合わせた許容軸重は、隣接軸距によって変わってくる。

隣接軸距(m)
隣接荷重(t)
1.8m未満
18t
1.3m~1.8m
19t(1軸の荷重が9.5t以下の場合)
1.8m以上
20t


関連する用語


 隣接軸距に関連する言葉で、最遠軸距という用語をご存知だろうか。
こちらは、隣接軸距とは正反対の言葉で、最前軸から最後軸までの距離のことを指している。

 最遠軸距の長さによって最大積載量が変わってくるなど、
隣接軸距とも関係のある用語だ。
詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にして欲しい。
最遠軸距とは?車両総重量との関係など

おわりに

 いかがだっただろうか。
あまり聞く機会の少ない言葉だが、積載量を稼ぎたいトラックには重要な用語なので覚えておいて損はしないだろう。
この記事が、あなたにとって役に立てば幸いである。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
このエントリーをはてなブックマークに追加

Comment

Comment Form
公開設定

Trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)