Q.車検の検査内容を教えて下さい!

Q.車検の検査内容を教えて下さい!

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車検の内容
Q.車検の検査内容について教えて下さい。

自分で車検を取らない人にしてみれば、車検とはいったいどんな検査をしているかは疑問だろう。
という訳で、今回は車検の検査内容についてお答えしよう。

車検の検査内容

トラック

車検とは


 そもそも、車検とはどんな制度なのだろうか。
車検制度の正式名称は「自動車検査登録制度」といい、
Wikipediaによると

自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)とは、日本でミニカー・小型特殊自動車を除く自動車や排気量250cc超の自動二輪車に対して保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度をいう。
一般には車検(しゃけん)と呼ばれる。
自動車検査登録制度 - Wikipedia

とのことである。

【車検に関する記事】

では、実際にどんな検査をするのかを見ていこう。



外周検査


 まずは、外周の検査だ。
検査内容は以下の通りだ。

【外周検査の内容】
電気類の点灯確認
車幅灯、ヘッドライト、ウインカー、バックランプ、ブレーキ灯、ナンバー灯などの点灯を行う。
電球が付いている箇所は必ず点灯するようにしておかなければならない。
ワイパー・ウォッシャー液
ワイパーが動作するか、ウォッシャー液が出るかを検査する。
タイヤ・ホイール
タイヤの溝、ホイール、ホイールナットの緩みなどを検査する。
室内検査
主にメーターランプの点灯確認(シートベルトランプなど)
発煙筒の有無などを検査する。
車体番号
書類の車両と、検査する車両が一致するかを確認するために車体番号を見せる。
エンジン型式
車検証のエンジン型式から変更がないかを確認する。キャビンを上げて見ることが多い。

これらの検査は、機械ではなく検査員が行ってくれる。
外周検査が終わったら、次は検査ラインに突入だ。



黒煙検査


 検査ラインに入ると、黒煙検査を行う。(ディーゼルのみ)
マフラーの近くに黒煙検査機を設置し、一定の回転数までエンジンを回す。
その排気ガス内の黒煙の原因になる微粒子(PM)の量を測定するのだ。
ちなみに、この検査も検査員が行ってくれる。



サイドスリップ


 サイドスリップなんて聞いたことがない。という方もいるだろう。
ただ普通にトラックや自動車を運転しているだけでは耳にしない言葉だ。

 自動車というのは、車両の直進安定性を高めるためにタイヤを真上から見ると少しだけ内股の様になっている。
スキーで言うところの「ハの字」だ。
さらに、正面からタイヤを見ると「O脚」のように両方のタイヤが少しだけ外側に傾いている。
この、「内股」と「O脚」の絶妙なバランスのおかげで車両は直進しようとするのだ。
その、左右のタイヤのバランスを検査するのがサイドスリップ検査だ。

 検査方法は、サイドスリップ検査機の上をゆっくり通過するだけ。という簡単なものだ。



ブレーキ


 トラックの場合、ブレーキの検査は前後別々に行う。

【ブレーキ検査の流れ】
  1. ブレーキ検査機に前輪を乗せて、アナウンスに従って
    ブレーキを踏む
  2. ブレーキ検査機に後輪を乗せて、アナウンスに従って
    ブレーキを踏む
  3. そのままの位置で、アナウンスに従ってサイドブレーキを引く

以上だ。
次にスピードメーターの検査があるので、そのままの位置で
アナウンスに耳を傾けていよう。



スピードメーター


 ブレーキ検査機の少し先に、スピード検査機があるので、少しだけ前進しよう。
すると、ナースコールのようなスイッチが近くにぶら下がっているので、窓を開けてスイッチを手に取る。
「スピードメーターが40kmになったらスイッチを押して下さい」というようなアナウンスに従ってアクセルを踏もう。
トラックの場合、3速くらいまで入れて問題ない。
メーターが40kmになったらスイッチを押して軽くブレーキを踏む。



ヘッドライトの後軸


 白線、あるいはオレンジの線に合わせて前進しよう。
すると、ヘッドライト検査機があるので、停止のランプが付くまでゆっくり前進しよう。
ヘッドライト検査機が動き出したらギアをニュートラルにし、サイドブレーキを引いて、ヘッドライトを遠目(ハイビーム)でつけよう。
あとは、検査が終わるまで待っていれば良い。
ワンポイントアドバイスをするなら、エアコンは切っておいた方がヘッドライトの光量が下がらずに検査することが出来る。



下廻り


 その後、下廻りの検査場所まで前進し、指定の位置でエンジンを切ろう。
すると、下に開いている穴(穴ではないが)から検査員が下廻りを検査してくれる。
下廻り検査のポイントは、オイル漏れをしていないか事前に確認しておくことだ。
少し滲んでいるくらいなら問題ないが、あまりにダラダラ漏れていると不合格になってしまう。
不安な方は下廻りを洗浄してから検査に挑もう。

 以上で車検の検査は終わりだ。

車検に関する動画

 トラックではなく、普通車の車検の動画だが、どこかの陸運局が作った解説ビデオのようでわかり易い内容になっている。
トラックとは多少違うところ(排気ガス等)はあるが、参考になるだろう。




おわりに

 いかがだっただろうか。
こうして見ると、大した検査をしていないな。という感じがするのではないだろうか?
しかし、あなたが感じたとおり、実際には大した検査はしていないのだ。
なんといっても、故障していたって合格するほどなのだ。
あなたも、機会があれば自分で車検を受けてみてはいかがだろうか。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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