構造変更に必要な書類と、手続きの方法

構造変更に必要な書類と、手続きの方法

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 トラック乗りであれば、多少なりともトラックをいじりたくなるものだ。
しかし、大きなフロントバンパーなどを取り付けてトラックの全長などが変わる場合は「構造変更」をしなければならない。
というわけで、今回はトラックの構造変更に必要な書類、手続きについてまとめてみたので、構造変更の際の参考にして欲しい。



構造変更の手続きと書類

構造変更とは


 そもそも構造変更とはどういう手続なのだろうか。
構造変更とは正式には「構造等変更検査」といい、以下のような手続きだ。

登録を受けている自動車について、車両の長さ、幅、高さ、乗車定員、最大積載量、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類、用途、等に変更を生ずるような改造をしたときは、使用者は使用の本拠の位置を管轄する運輸支局又は自動車検査登録事務所に自動車を提示して構造等変更検査を受けなければなりません。
自動車検査・登録ガイド - 国土交通省


あなたの愛するトラックをデコトラ使用などに改造した場合に全長や積載量などに変更が出た場合は構造変更を行おう。



構造変更をする前に確認したいこと


 構造変更がどんな事をするのかは、なんとなくわかっていただけたと思う。
では、いざ構造変更を行おうと思った際に気をつけなければならないことがある。
それは、構造変更をするということは、今残っている車検を
放棄し、新しく車検を取る
ことと同じ意味になる。

 これは、変更した箇所だけを検査するわけではなく、車両全体を検査し、更に変更箇所の検査もするといった内容だからだ。
なので、出来ることなら車検が近づいてきてから(車検満了日の1ヶ月前から継続車検を取ることが可能)トラックを改造するのが効率が良いだろう。



構造変更の費用


構造変更の際にかかる費用は大体以下の通りである。

【構造変更の際にかかる費用】
  • 自動車重量税(別記事参照)
  • 自賠責保険(トラックなら構造変更を受ける日から12ヶ月分が必要)
  • 検査手数料(¥2,000前後)
  • 申請書(¥100もかからない)

重量税・自賠責に関してはこちらの記事を参考にしてほしい。




構造変更に必要な書類


 では、まずは構造変更に必要な書類から見ていこう。

【構造変更に必要な書類】
  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 自動車納税証明書
  • 点検整備記録簿
  • 使用者の委任状
  • 所有者の委任状(型式・車台番号・原動機の型式を変更する場合)
  • 自動車検査票
  • 申請書(OCR1号様式)
  • 申請書(OCR2号様式)
  • 手数料納付書
  • 自動車重量税納付書

以上の書類が必要になる。

【書類の書き方】

ちなみに、使用者の委任内容は「構造等変更検査」とすること。
所有者の委任内容は「変更登録」とすること。


申請書や手数料納付書などは、陸運局で購入(無料のものと有料のものがある)しよう。
書類がそろったら検査に進もう。



構造変更の検査と手続き


 構造変更の検査内容は、車検の検査内容とほとんど変わらない。

【構造変更の流れ】
  1. 事前に検査予約をする
  2. 予約の1時間ほど前に陸運局へ行く
  3. 必要書類の記入
  4. 自動車重量税の納付
  5. 予約の確認
  6. 検査
  7. 書類の提出
  8. 新しくなった車検証の交付

【1.事前に検査予約をする】
陸運局にいきなり行くのではなく事前に検査予約を入れよう。
こちらのサイトで予約を取ることが出来る。
検査予約システム-予約トップ

【2.予約の1時間ほど前に陸運局へ行く】
予約時間ギリギリに行くと、必要書類の記入が出来なくなってしまうので、余裕を持って陸運局へ行こう。

【3.必要書類の記入】
必要書類の記入をしよう。
記入方法が全くわからなくても、「構造変更をしたい」と伝えれば係員が丁寧に教えてくれるので問題ない。

【4.自動車重量税の納付】
書類の記入が終わったら重量税を納付しよう。
自動車重量税納付書に証紙を貼ってくれる。

【5.予約の確認】
事前に取っておいた予約の確認をしてもらおう。
この確認を取らないと検査の段階で「予約の確認をしてくれ」と言われてしまう。

【6.検査】
さぁ、いよいよ検査だ。
検査内容は、以下の通りだ。

  1. 電気系統の点灯確認
  2. ワイパー、ウォッシャー液の動作確認
  3. クラクションの確認
  4. 室内のチェック
  5. メーターランプの確認
  6. サイドスリップ
  7. フットブレーキ
  8. サイドブレーキ
  9. スピードメーターの確認
  10. 排気ガスの検査
  11. 下回りの検査
  12. 変更箇所の検査

上記のような検査をする。
それぞれの検査内容に関しては後日執筆するのでしばらくお待ちいただきたい。

【7.書類の提出】
ようやく検査が終わったら、すべての書類を登録窓口に提出しよう。

【8.新しくなった車検証の交付】
書類に不備がなければ新しい車検証が交付される。
これにて構造変更の検査と手続きは終了だ。

構造変更に関する情報

 実際に構造変更を自分で受けている人のブログを紹介する。
この記事を読んで構造変更の流れなどを把握して欲しい。

【構造変更に関するブログ】

おわりに

 いかがだっただろうか。
あなた自信でトラックをいじれるくらいなら、構造変更も自分でできるはずだ。
かなりめんどくさそうに思えるが、チャレンジしてみて欲しい。
どうしても自分では出来なそうな人は、業者に依頼すればいいのだ。

~参考になったら、みんなにも教えよう~
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